SSブログ

【西条昇のレヴュー史コレクション】昭和24年の日劇「踊る京マチ子と冗談音楽」公演パンフ

2019-03-25T19:43:57.jpg2019-03-25T19:43:57.jpg手元にある、昭和24年6月の有楽町・日本劇場での「踊る京マチ子と冗談音楽」のパンフ。
昭和11年に大阪松竹少女歌劇団に入団し、娘役スターとして活躍した京マチ子は、昭和23年暮れの日劇のショウ「世界のクリスマス」で七面鳥ブギを踊って注目された後、同24年に大映へ入社。この公演では大映から東宝の舞台への出演という形であった。
翌25年には黒澤明監督の「羅生門」に出演し、世界的にも注目を浴びている。「羅生門」の京マチ子、良かったもんなあ。
一方の冗談音楽は、三木鶏郎を中心に、三木のり平、小野田勇(のちに脚本家に)、河井坊茶、丹下キヨ子というメンバー。
昭和22年にスタートしたNHKのラジオ番組「日曜娯楽版」の「冗談音楽」は全国的な人気を博していた。
三木鶏郎が作詞・作曲した「僕は特急の機関士で」「田舎のバス」、ミツワ石鹸やキリンレモンや明るいナショナルやくしゃみ三回ルル三錠や船橋ヘルスセンターなどのCMソング、「鉄人28号」「トムとジェリー」のテーマ曲は、どれも名曲だね。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog

【西条昇のストリップ史コレクション】昭和27年の道頓堀・道劇のパンフ

2019-03-25T19:31:59.jpg2019-03-25T19:31:59.jpg手元にある、昭和27年4月の道頓堀・道劇のパンフ。
〈ストリップは道劇へ〉。
〈東京バアレスクが又々放つ!!奇想天外の桃色ストリップ!!〉〝陽春アベックタイム〟「裸天国」と、〈濃艶無比!!官能昂奮の渦!!妖艶の美女 京町ひとみの浅草女剣戟絶賛堂々続演!!〉エロ女剣戟「春姿情炎双六」。
京町ひとみのエロ女剣戟、観てみたかったな。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog

【西条昇の少女歌劇史コレクション】大正11年の宝塚少女歌劇月組公演のパンフ

2019-03-25T09:54:14.jpg手元にある、大正11年9月の宝塚大歌劇場での宝塚少女歌劇の秋期第一回公演(月組生徒出演)のパンフ。
表紙イラストは、完全に少女趣味というか、少女ファンを意識したものになっている。
五本立ての出し物のうちのひとつが、岸田辰彌の作・振付の舞踊劇「ラッサの王女」である。
洋画家の岸田劉生を兄に持ち、帝劇オペラ出身の岸田は、いくつかの歌劇団に参加した後、小林一三に招かれ、大正8年に男子専科生第2期生として宝塚入り。同時に少女歌劇の作・振付を手掛けるようになった。
パリをはじめとする海外視察を経て、日本初のレヴュー「モン・パリ」を発表するのは昭和2年のことだった。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog

【西条昇の神保町歴史散歩】周恩来が学んだ東亜予備学校跡と剣客たちが教えた講武所跡へ

2019-03-24T23:39:54.jpg2019-03-24T23:39:54.jpg2019-03-24T23:39:54.jpg今日は、神保町の回転寿司「もり一」を出た後、白山通りから路地に入って、美学校の隣の神保町愛全公園へ。
ここは周恩来が日本留学時に学んだ東亜予備学校の跡地で、「周恩来ここに学ぶ」との石碑が立っている。
しばらく石碑の横にある解説プレートを眺めた後は日大法学部図書館の前にある講武所跡の解説プレートの前を通り、ここで剣術師範役を務めた直心影流の男谷精一郎、榊原鍵吉、心形刀流の伊庭軍兵衛、鏡新明智流の桃井春蔵といった剣客に思いを馳せつつ、水道橋駅へ。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog

【西条昇の神保町食べ歩き】回転寿司のもり一で

2019-03-24T22:50:37.jpg2019-03-24T22:50:37.jpg2019-03-24T22:50:37.jpg2019-03-24T22:50:37.jpg2019-03-24T22:50:37.jpg2019-03-24T22:50:37.jpg2019-03-24T22:50:37.jpg今日は神保町で用事を済ませた後、行き付けの回転寿司「もり一」で、クロソイ、サメガレイ、明太ばらこ軍艦、生ホタルイカ、かんぱち、生白魚軍艦、オクラ納豆軍艦を。
大好きな此処の〝あら汁〟が今日は無かったのが残念。代わりに鮪ちゃんこ汁を。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog

【西条昇のアイドル史研究】〝青春スター〟時代の美空ひばりの主演映画「希望の乙女」ポスター

2019-03-24T14:38:30.jpg昭和33年9月公開の美空ひばり芸能生活十周年記念の東映映画「希望の乙女」のポスター。
ひばりのお母さんである加藤喜美枝が原案のバックステージ物のサクセスストーリー。
ひばりの他に、楽団のバンマスであるクラリネット奏者役を演じる若き高倉健、ひばりの実弟の小野透(かとう哲也)、ひばりと婚約(のちに解消)していた当時「シックス・ブラザーズ」のバンマスでベーシストの小野満、喜劇人では柳家金語楼や岸井明らが出演。
〈歌うは青春・呼ぶは恋! 七色の虹かけて青春スター出演!〉との惹句がワクワクさせる。
今で言う〈アイドル〉が〈青春スター〉と呼ばれていた頃だ。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog

【西条昇のレヴュー史研究】パリのレヴュー界で一世を風靡した〝黒いヴィーナス〟ジョセフィン・ベイカー

2019-03-23T23:55:08.jpg2019-03-23T23:55:08.jpg2019-03-23T23:55:08.jpg2019-03-23T23:55:08.jpg2019-03-23T23:55:08.jpg2019-03-23T23:55:08.jpgアメリカのミズーリ州セントルイス出身の〈黒いヴィーナス〉ジョセフィン・ベイカーは16歳でデビュー後、アメリカのボードビル一座や黒人のレヴュー・グループを経て1925年10月にパリのシャンゼリゼ劇場に出演すると、たちまちパリの人気を独り占めし、ピカソやヘミングウェイもその虜となった。
腰にたくさんのバナナを付けてトップレスでチャールストンを踊るステージは一世を風靡し、1920年代後半から30年代にかけてカジノ・ドパリやフォリー・ベルジュールなどパリの一流レヴュー劇場のトップスターとして活躍。
ベイカーが出演した映画は戦前の日本でも公開されており、日本のレヴューやストリップの世界にも大きな影響を与えている。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog

【西条昇の演芸史コレクション】昭和15年の神田伯山「清水次郎長」速記本

2019-03-23T23:22:40.jpg手元にある、昭和15年1月に石渡正文堂から刊行された三代目・神田伯山口演「清水次郎長」。
伯山の講談「次郎長伝」は絶大な人気を博し、二代目・広澤虎造の浪曲「次郎長伝」も伯山のものがベースになっている。
この速記本が刊行される8年前の昭和7年1月に伯山は世を去っていたが、それだけ伯山の次郎長伝が世間に浸透していたということだろう。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog

【西条昇のジャニーズ史コレクション】くじ引きプロマイドの初代ジャニーズ集

2019-03-23T23:03:06.jpg2019-03-23T23:03:06.jpg手元にある、袋状の新聞紙に包まれた〝くじ引きプロマイド〟の初代ジャニーズ集。
表紙に貼り付けられたプロマイドに写っているのは、初代ジャニーズの中谷良である。
昔、これと同じような袋状の新聞紙入りプロマイドは、この束ねた状態で駄菓子屋の壁や棚にかけられていて、新聞紙の包みごと一枚づつ破り取って(切り取って?)、中身を開けて見るまで、どんなパターンのものが入っているかお楽しみというシステムだったような記憶が…。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog

【西条昇のレヴュー史研究】〝黒いヴィーナス〟ジョセフィン・ベイカーの変顔

2019-03-23T14:55:35.jpg2019-03-23T14:55:35.jpg2019-03-23T14:55:35.jpg2019-03-23T14:55:35.jpg〝黒いヴィーナス〟ジョセフィン・ベーカーお得意の変顔。
かわいいね。
彼女のステージを実際に観てみたかったな。
ジャニーさんは観たことあると、おっしゃられてたっけ。

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog