【西条昇のストリップ史コレクション】昭和30年代後半の岐阜・まさご座のマッチラベル

現存する岐阜県のストリップ劇場のまさご座(旧 真砂座)の昭和30年代後半あたりのマッチラベル。
一方の面にはSTRIPの文字、もう片面にNUDE MASAGOZAの文字が。

【西条昇の浅草レヴュー史コレクション】昭和8年の「映画と演藝」での「笑の王国」の見開きページ

手元にある、昭和8年(1933)9月1日発行「映画と演藝(Stage and Screen)」のグラビアより。
〈笑の王國・うらおもて ーー八月・浅草松竹座・舞台・楽屋情景〉。
同年4月に浅草・常盤座で結成され、4ヶ月後には当時の浅草で最も大きな松竹座に進出した「笑の王国」の舞台と楽屋の写真による見開きページ。
浅草での成功に気を良くした古川緑波、徳川夢声、渡邊篤、関時男、横尾泥海男、高清子、サトウロクロー、生駒雷遊らと踊り子たちの写真は貴重なものだ。

【西条昇の昭和ストリップ史コレクション】昭和30年代後半の岐阜セントラル劇場のマッチラベル

手元にある、昭和30年代後半の岐阜セントラル劇場のマッチラベル。
吉田伸光率いる吉田興行は、岐阜セントラルを中心に一時期、多くの系列劇場を持ち、ストリップ界に一時代を築いた。
景気の良さを証明するように多くの種類のマッチが作られているが、これには何故かエジプトの壁画風のイラストが描かれている。

【西条昇のアイドル論】大学オープンキャンパスで男性アイドルについての特別講義を

今日は、大学のオープンキャンパスで、ジャニーズを中心とした男性アイドルの現在と今後についての特別講義をしました。
お陰様で、たくさんの高校生とそのご家族ご友人の皆さんにご来場いただけました。

【西条昇の浅草レヴュー史コレクション】昭和12年の国際劇場での松竹少女歌劇団の公演パンフ

手元にある、昭和１２年１１月の浅草・国際劇場での松竹少女歌劇躍進公演のパンフ。
歌舞伎レヴュウ「道成寺絵巻」、舞踊組曲「ますらを」、グランド・レヴュー「青い花」。
昭和１２年７月に〈五千人劇場〉を謳い文句に国際劇場が開場すると、松竹少女歌劇はそれまでの浅草・松竹座に代わって国際劇場をホームグラウンドにするようになる。
ターキーこと水の江瀧子、オリエ津阪という突出したスターの人気と、広い舞台を活かした人海戦術や屋台崩しなどを売り物に、ライバルの宝塚少女歌劇とのレヴュー合戦を繰り広げていく。

【西条昇の浅草歌舞伎史コレクション】昭和13年の国際劇場での納涼大歌舞伎の公演パンフ

昭和１３年８月の浅草・国際劇場での納涼大歌舞伎のパンフ。
昼の部が「東海道中膝栗毛」、夜の部は「木曾街道膝栗毛」。
共に、彌次郎兵衛を二代目・市川猿之助（初代・猿翁）、弟分北八を八代目・澤村訥子が演じている。
また、昼の部の「復讐談 高田馬場」では、訥子が〈猛優〉と言われた先代の当たり役・中山安兵衛を演じた。