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【西条昇のレヴュー史研究】パリのレヴュー界で一世を風靡した〝黒いヴィーナス〟ジョセフィン・ベイカー

2019-03-23T23:55:08.jpg2019-03-23T23:55:08.jpg2019-03-23T23:55:08.jpg2019-03-23T23:55:08.jpg2019-03-23T23:55:08.jpg2019-03-23T23:55:08.jpgアメリカのミズーリ州セントルイス出身の〈黒いヴィーナス〉ジョセフィン・ベイカーは16歳でデビュー後、アメリカのボードビル一座や黒人のレヴュー・グループを経て1925年10月にパリのシャンゼリゼ劇場に出演すると、たちまちパリの人気を独り占めし、ピカソやヘミングウェイもその虜となった。
腰にたくさんのバナナを付けてトップレスでチャールストンを踊るステージは一世を風靡し、1920年代後半から30年代にかけてカジノ・ドパリやフォリー・ベルジュールなどパリの一流レヴュー劇場のトップスターとして活躍。
ベイカーが出演した映画は戦前の日本でも公開されており、日本のレヴューやストリップの世界にも大きな影響を与えている。

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【西条昇の演芸史コレクション】昭和15年の神田伯山「清水次郎長」速記本

2019-03-23T23:22:40.jpg手元にある、昭和15年1月に石渡正文堂から刊行された三代目・神田伯山口演「清水次郎長」。
伯山の講談「次郎長伝」は絶大な人気を博し、二代目・広澤虎造の浪曲「次郎長伝」も伯山のものがベースになっている。
この速記本が刊行される8年前の昭和7年1月に伯山は世を去っていたが、それだけ伯山の次郎長伝が世間に浸透していたということだろう。

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【西条昇のジャニーズ史コレクション】くじ引きプロマイドの初代ジャニーズ集

2019-03-23T23:03:06.jpg2019-03-23T23:03:06.jpg手元にある、袋状の新聞紙に包まれた〝くじ引きプロマイド〟の初代ジャニーズ集。
表紙に貼り付けられたプロマイドに写っているのは、初代ジャニーズの中谷良である。
昔、これと同じような袋状の新聞紙入りプロマイドは、この束ねた状態で駄菓子屋の壁や棚にかけられていて、新聞紙の包みごと一枚づつ破り取って(切り取って?)、中身を開けて見るまで、どんなパターンのものが入っているかお楽しみというシステムだったような記憶が…。

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【西条昇のレヴュー史研究】〝黒いヴィーナス〟ジョセフィン・ベイカーの変顔

2019-03-23T14:55:35.jpg2019-03-23T14:55:35.jpg2019-03-23T14:55:35.jpg2019-03-23T14:55:35.jpg〝黒いヴィーナス〟ジョセフィン・ベーカーお得意の変顔。
かわいいね。
彼女のステージを実際に観てみたかったな。
ジャニーさんは観たことあると、おっしゃられてたっけ。

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【西条昇の東京喜劇史コレクション】昭和27年の日劇「笑う宝船」公演パンフ

2019-03-23T13:34:17.jpg2019-03-23T13:34:17.jpg昭和27年1月の有楽町・日本劇場での日劇ステージ・ショウ「笑う宝船」のパンフ。
表紙イラストは、〈喜劇王〉エノケンこと榎本健一の恵比寿様、ロッパこと古川緑波の大黒様、〈ブギの女王〉笠置シヅ子の辧天様、喜劇女優・清川虹子の毘沙門天、当時の新進喜劇人である山田周平の布袋様、同じく三木のり平の寿老人、日劇ダンシングチームの松山紀久子の福禄寿である。
裏表紙の7人の写真にも清川虹子が入っているが、景ごとの役割り表では清川の名前がなく、十景の七福神ブギの毘沙門天のところには喜劇女優の丹下キヨ子の名前が載っている。
スケジュールか何かの行き違いだろうが、実際に演じたのは清川と丹下のどちらだったのだろうか。
三木鶏郎の冗談音楽グループから独立していた三木のり平と、帝都座ショウにも出ていた「モンちゃん」こと山田周平は、当時、日劇のショウや帝劇ミュージカルスの舞台にコンビ風に出演することが多かった。

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【西条昇メディア掲載情報】本日の東京新聞朝刊のNHK「爆笑オンエアバトル」特集記事に解説コメント掲載

本日の東京新聞朝刊の今年20周年を迎えたNHK「爆笑オンエアバトル」の特番を特集した記事で、同番組がお笑いバラエティー史の中で果たした役割についての私、西条昇の解説コメントが掲載されました。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2019032302000175.html
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【西条昇のレヴュー史コレクション】昭和3年の宝塚少女歌劇雪組公演のパンフ

2019-03-23T09:13:17.jpg手元にある、昭和3年1月の宝塚大劇場での宝塚少女歌劇(雪組生徒出演)公演のパンフ。
三本の出し物があるが、目玉は表紙イラストにもある岸田辰彌・作のレヴュウ「イタリアーナ」である。
やはり岸田の作で、前年に日本で初めてのレヴューとして上演された「モン・パリ ~吾が巴里よ!~」の続篇とのことだ。
「イタリアーナ」では、岸田がパリをはじめとする海外視察の経験をレヴュー化した「モン・パリ」と同様に、岸田自身がモデルの串田福太郎という人物が狂言回しとして登場する。
簡単に言えば、「モン・パリ」のイタリア篇ということだったのだろう。
のちに「パリゼット」「サルタンバンク」「花詩集」など宝塚レヴューの傑作を作る白井鐵造が、「モン・パリ」に引続き、振付補を担当している。

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【西条昇の昭和アイドル史研究】〝アメリカの喜劇王〟ジェリー・ルイスと共演したピンク・レディー

2019-03-23T07:07:22.jpgアメリカに進出したピンク・レディーがメインのNBCのショー番組「Pink Lady and Jeff」に〝アメリカの喜劇王〟ジェリー・ルイスがゲスト出演。
ピンク・レディーは日本では志村けん、アメリカではジェリー・ルイスとコントで共演したことになる。
コント演技はピンク・レディーよりキャンディーズのほうが数段上だけに、アメリカの一流コメディアンと共演するキャンディーズも観てみたかったな。

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