【西条昇の浅草食べ歩き】神谷バーでデンキブランを

昨日は神保町から浅草に移動し、久々の神谷バーでチーズ盛り合わせと鳥の唐揚げを食べつつ、生中とデンキブランを。

【西条昇の神保町食べ歩き】「もり一」で必ず中心するものとは

昨日の昼は神保町で用事を済ませた後、回転寿司の「もり一」へ。
ここに来ると、激辛の明太ばらこ軍艦を二皿と、あら汁を二杯は必ず注文してしまう。

【西条昇の芸能史コレクション】大正13年の浪花座での市川右團治の「水中演藝 法界坊」のチラシ

手元にある、大正１３年９月の道頓堀・浪花座での二代目・市川右團次（ここでは右團治の表記）による「水中演藝 法界坊」のチラシ。
「法界坊」はケレンの名人と言われた父である初代・右團次から二代目が受け継いだ演目である。
「水中演藝」とある通り、本水をたっぷり使用したスペクタクルな舞台だったのだろう。

【西条昇の芸能史研究】鈴木澄子・主演の新興京都「妖絃怪猫伝」のポスター

〈化け猫女優〉鈴木澄子・主演の新興京都「妖絃怪猫伝」のポスター。このデザインや色遣い、良いね。
若き日の森光子も出演。
〈猫！猫！猫！〉〈三絃の音色に踊る化猫の正体！復讐の冷風…妖気・戦慄を呼ぶ！〉。
日本に〝化け猫〟というテーマが多いのは三味線文化の影響と思われるが、この作品はそのあたりのことが伏線となっている。
化け猫女優としては入江たか子が有名だが、鈴木澄子も浅草の公園劇場で化け猫芝居を上演するなど人気を博した。

【西条昇メディア掲載情報】25日から時事通信配信の全20回の連載コラム「浅草文芸散歩」がスタート

私、西条は、来週25日から全20回(毎週)にわたり、時事通信社から全国各地の地方紙に配信される「浅草文芸散歩」と題したコラムの連載を開始します。
川端康成、永井荷風、江戸川乱歩、谷崎潤一郎、石川啄木など、浅草に関連した作品のある作家を毎回一人ずつ取り上げ、その作家と浅草の芸能や文化との関わりが作品にどのように反映されたかを解説していきます。
詳しくは、また追って。

【西条昇の浅草映画史コレクション】昭和5月の富士週報

手元にある、昭和5年8月の浅草・富士館の富士週報 第百六十一号。
表紙のモダンなデザインは水島良成によるものだ。
上映の「恋車」は片岡千恵蔵の主演、若き山田五十鈴も出ている。

【西条昇の浅草歌舞伎史コレクション】七代目・澤村訥子の役者絵

手元にある、七代目・澤村訥子の役者絵。
宮戸座、常盤座、吾妻座、澤村座など、主に浅草の小芝居で長く活躍し、〈猛優〉の異名を取った。
花道を三歩半で駆け抜けたと言われているから、走り幅飛びの選手になっても大活躍していたのではないか。

【西条昇の演芸史コレクション】博多・川丈座での五代目・三遊亭圓生が中心の興行のポスター

手元にある、博多・川丈座での五代目・三遊亭圓生を中心とした〈東京落語三遊派家元復活披露特別興行〉のポスター。
五代目・圓生は通称〈デブの圓生〉で、〈四代目家元〉橘家圓蔵はのちの六代目・圓生か。
〈江戸趣味演芸家元連と未曾有の真打ち揃ひ〉の惹句が光る。
川丈座は寄席から、森川信らのピエル・ボーイズらのレヴューの劇場となり、戦後はテアトル川丈としてストリップ劇場となった。

【西条昇の少女歌劇史コレクション】大正期の鶴見・花月園遊園地内の少女歌劇場の写真絵葉書

手元にある、大正期の鶴見の花月園遊園地内にあった少女歌劇場の写真絵葉書。
宝塚少女歌劇団にならって結成された花月園少女歌劇団は宝塚との交流も行い、「西の宝塚・東の花月園」と言われたこともあった。

【西条昇の浅草芸能史コレクション】納札文化保存会「浅草よもやま咄」

手元にある、昭和37年に開催された納札文化保存会による「浅草よもやま咄」。
十二階、三館共通、花やしき、ひょうたん池、ルナパーク、江川玉乗り、金車亭、松井源水、木村時子、東橋亭、長井兵助、生駒雷遊、宮戸座、十二階下、オペラ館、カジノフオリー、田谷力三など浅草関連のキーワードが並んでいる。