【西条昇メディア掲載情報】25日から時事通信配信の全20回の連載コラム「浅草文芸散歩」がスタート

私、西条は、来週25日から全20回(毎週)にわたり、時事通信社から全国各地の地方紙に配信される「浅草文芸散歩」と題したコラムの連載を開始します。
川端康成、永井荷風、江戸川乱歩、谷崎潤一郎、石川啄木など、浅草に関連した作品のある作家を毎回一人ずつ取り上げ、その作家と浅草の芸能や文化との関わりが作品にどのように反映されたかを解説していきます。
詳しくは、また追って。

【西条昇の浅草映画史コレクション】昭和5月の富士週報

手元にある、昭和5年8月の浅草・富士館の富士週報 第百六十一号。
表紙のモダンなデザインは水島良成によるものだ。
上映の「恋車」は片岡千恵蔵の主演、若き山田五十鈴も出ている。

【西条昇の浅草歌舞伎史コレクション】七代目・澤村訥子の役者絵

手元にある、七代目・澤村訥子の役者絵。
宮戸座、常盤座、吾妻座、澤村座など、主に浅草の小芝居で長く活躍し、〈猛優〉の異名を取った。
花道を三歩半で駆け抜けたと言われているから、走り幅飛びの選手になっても大活躍していたのではないか。

【西条昇の演芸史コレクション】博多・川丈座での五代目・三遊亭圓生が中心の興行のポスター

手元にある、博多・川丈座での五代目・三遊亭圓生を中心とした〈東京落語三遊派家元復活披露特別興行〉のポスター。
五代目・圓生は通称〈デブの圓生〉で、〈四代目家元〉橘家圓蔵はのちの六代目・圓生か。
〈江戸趣味演芸家元連と未曾有の真打ち揃ひ〉の惹句が光る。
川丈座は寄席から、森川信らのピエル・ボーイズらのレヴューの劇場となり、戦後はテアトル川丈としてストリップ劇場となった。