【西条昇の芸能史コレクション】大正期の鳥栖座での京阪名題大歌舞伎一座の公演チラシ

手元にある、大正期の鳥栖座での京阪名題大歌舞伎一座の公演チラシ。
市川姉十郎、嵐一玉、澤村國太郎、片岡宗之助、尾上梅童、姉川新車ほか。
太夫元は細川巡業部だ。
〈当座は舊習を廃し各地町廻り顔見世は致しません。かわりに入場料勉強いたします〉。

【西条昇のエンタメ日記】脚本家連盟スクールの放送作家クラスでゲスト講師を

今日は19時～21時まで六本木の脚本家連盟スクールの放送作家クラスのゲスト講師を。
お呼びいただいた放送作家の大先輩、河村シゲル先生、田村隆先生と。

【西条昇の芸能史コレクション】大正期の松浦座での両面劇の公演チラシ

手元にある、大正期の松浦座での両面劇の公演チラシ。
〈此芝居は！ 初めから終りまで幕なしにて新舊両面の芝居を見たり浪花節を聴たり一分間のタイクツもない三つ競争の面白い芝居です 一日に二日分見られる劇本位が両面劇の真価…！〉と惹句にあるように、新派悲劇あり舊劇(歌舞伎)あり浪花節(浪曲)ありの五十余名の大一座だったようだ。

【西条昇の喜劇史コレクション】昭和21年の有楽座でのエノケン劇団「エノケン劇団」公演パンフ

手元にある、昭和21年8月の有楽座でのエノケン劇団「エノケンのターザン」の公演パンフ。
表紙イラストは、東宝の映画ポスターや舞台パンフを多く手掛けていた落合登によるものだ。
主人公のエノケンのターザンを中央に小さめに描き、周りに多くの動物を描いたデザインは当時の興行界では画期的だったのではないか。

【西条昇の芸能史コレクション】大正期の松旭斎天左一行と帝都歌劇団の大合同公演チラシ

手元にある、大正期の大博劇場での松旭斎天左一行と帝都歌劇団の大合同公演チラシ。
奇術、喜劇、歌劇、ダンスというバラエティー豊かなプログラム。
魔術応用「迷宮殿」一幕の連鎖劇も有り。
帝都歌劇団については情報が少ないが、サクラ大戦の帝国歌劇団を連想するね。