【西条昇のストリップ史コレクション】昭和32年の大阪・新世界 温泉劇場の上演台本

手元にある、昭和32年(1957)7月21日初日の大阪・新世界の温泉劇場でのゴールデン・ショウ「娘のムスメは小麦色」(仮題)14景の上演台本。
構成・演出の紋多一声は各地のストリップ劇場の台本と演出を手掛けたほか、放送作家や大道芸研究家としても活躍した人だ。
中を開いて見ると、どのページも、かなりギッシリと書き込まれている。
昭和30年代までのストリップ劇場には、こうした台本が必要だったのだ。

【西条昇の浅草歌舞伎史コレクション】1861年の猿若町・中村座の絵本番付

手元にある、猿若町・中村座の絵本番付。
一つは万延2年2月28日からのもの、もう一つは文久元年4月22日からのものだ。
万延2年も文久元年も西暦では同じ1861年であり、万延2年は2月18日までで翌19日から文久元年に年号が変わっているから、2月28日からのものは18日以前に書かれたのだろう。

【西条昇のレヴュー史コレクション】八千草薫が出演の宝塚歌劇団雪組公演のパンフ

手元にある、昭和30年7月28日からの東京宝塚劇場での宝塚歌劇雪組公演のパンフ。
表紙の劇場名の下に旧アーニー・パイル劇場とあるように、戦後はGHQに接収されていたが、この半年ほど前に東宝に返還されていた。
にしても、宝塚時代の八千草薫さん可愛いな。