【西条昇の少女レヴュー史コレクション】昭和初期のニセ宝塚歌劇団のチラシ

手元にある、昭和初期のニセ宝塚歌劇団のチラシ。
「涼艶萃麗秋の大レヴュー!!」とのキャッチ・コピーに、「宝塚舞踊歌劇団」との劇団名。
はじめは普通に当時の宝塚少女歌劇のものかと思ったが、よく見てみると、「輝く明眸とエロの放散!!」との謳い文句やレパートリーの中に「エロオンパレード」「エロ行進曲」と書かれていたり、「清く正しく美しく」の宝塚らしからぬ「エロ」というフレーズが三ヶ所も使われている。
いくつかの踊り子たちの写真のポーズや衣装などを見ても、エロ・グロ・ナンセンスで売った浅草レヴューのイメージに近い。
また、特別出演の汐路美枝子嬢の肩書きには大阪宝塚少女歌劇部出身とあり、図らずも本家の宝塚歌劇とは違うことを露呈している。
エノケンにあやかったエノケソのようなものだったのだろう。

【西条昇の昔の写真シリーズ】4～5歳で出演した日テレ「おはよう！こどもショー」の写真

古いアルバムを整理していたら出てきた写真シリーズ。
僕が4～5歳くらいの時に出演した日本テレビ「おはよう！こどもショー」の写真。
後列右が、司会の〝ビンちゃん〟こと楠トシエさん。
左から二人めが僕。
他にも僕はこの番組で、鞍馬天狗風の白装束の格好をしたり、キャタピラゲームやウレタンの山に飛びこんで何かを探すゲームをしたり、白い小麦粉(？)の中から手を使わずに飴玉を探して口に入れるゲームをして顔が真っ白になったりした記憶がある。

【西条昇のストリップ史コレクション】〝東八千代〟が出演の昭和40年代の新世界・温泉劇場のパンフレット

手元にある、昭和40年代の新世界・温泉劇場のパンフレット。
この中に、〈東八千代〉という踊り子の写真が掲載されている。現役の踊り子時代に東八千代を名乗っていた浅草ロック座の齋藤智恵子ママではないように見えるし、のちの〈二代目 東八千代〉とも違うように見えるのだが、どうだったのだろうか…。