【西条昇の上方喜劇史コレクション】曽我廼家十吾は〝とうご〟か〝じゅうご〟か [喜劇]
連続テレビ小説「おちょやん」に関連して…。
須賀廼家千之助のモデルである曽我廼家十吾の〝十吾〟を〝とうご〟とも〝じゅうご〟とも呼ぶ人がいるが、もともと〝とうご〟と読ませていたのを戦時中に〝銃後〟をモジッて〝じゅうご〟と読ませるようになったと言われている。
「少年銃後隊」を切狂言とした東京劇場での戦時色の強いイラスト入りチラシの連名の部分を見ると、十吾の横に〝ジュウゴ〟とフリガナがある。
他に、十吾の十八番であるお婆さん物「半島のお婆さん」など。
須賀廼家千之助のモデルである曽我廼家十吾の〝十吾〟を〝とうご〟とも〝じゅうご〟とも呼ぶ人がいるが、もともと〝とうご〟と読ませていたのを戦時中に〝銃後〟をモジッて〝じゅうご〟と読ませるようになったと言われている。
「少年銃後隊」を切狂言とした東京劇場での戦時色の強いイラスト入りチラシの連名の部分を見ると、十吾の横に〝ジュウゴ〟とフリガナがある。
他に、十吾の十八番であるお婆さん物「半島のお婆さん」など。
【西条昇の上方喜劇史コレクション】「マットン婆さん」の元ネタ「アットン婆さん」と曽我廼家十吾 [喜劇]
【西条昇イベント情報】向島文化サロン講演会「永井荷風と浅草芸能」 [永井荷風]
私、西条昇は、来る4月18日(日)と5月16日(日)の午後2時〜3時30分に、東武博物館ホール(東武スカイツリーライン「東向島駅」下車)で開催される東武博物館主催の向島文化サロンにおいて「永井荷風と浅草芸能」と題した講演を行います。第一回「明治末の宮戸座から戦前・戦中のオペラ館まで」、第二回「戦後、再び浅草へ・・・ロック座とフランス座」。参加費無料。東武友の会HPの申し込みフォームより必要事項をご入力して、3月17日(水)までに送信してください。ご参加お待ちしています! お問い合わせ:東武友の会 TEL 047-425-7283
東武友の会 クレソンサークル https://www.tobu-tomonokai.co.jp/ikebukuro/salon/
以下、詳細です。
文豪・永井荷風と浅草六区は切っても切り離せない関係にあります。戦前はオペラ館、戦後は大都劇場、ロック座に日夜通って戯曲を提供。小説「踊子」「勲章」はオペラ館を題材にしたものです。荷風を虜にした浅草の芸能とはどんなものだったのか。代表作「濹東綺譚」の舞台となった旧・玉の井近くの東武博物館で、豊富な浅草芸能資料のコレクションを駆使しながら、荷風と浅草の関係に迫ります。
第一回「明治末の宮戸座から戦前・戦中のオペラ館まで」2021年4月18日(日)午後2時〜3時30分
荷風は、明治末に浅草公園裏の宮戸座の芝居に歌舞伎の本質を見出だし、小説「すみだ川」で宮戸座の光景を描いています。その後、しばらく浅草芸能と距離を置いていたものの、昭和12年から六区にあったレヴュー劇場のオペラ館に連日通いつめて、戯曲「葛飾情話」を提供。その楽屋通いは、空襲に備えて昭和19年3月にオペラ館が閉館するまで続きました。
第二回「戦後、再び浅草へ・・・ロック座とフランス座」2021年5月16日(日)午後2時〜3時30分
疎開から戻った荷風は、昭和23年から常盤座、大都劇場、ロック座などの六区の劇場に通い、踊り子や女優との交流を深めます。その頃の六区ではストリップが大流行し、ロック座に続いて昭和26年に開場したフランス座にも通いました。戦後から世を去るまで荷風が過ごした浅草での日々とは…。
場所:
東武博物館ホール
東武スカイツリーライン「東向島駅」下車
定員:
60名(応募多数の場合は抽選)
※政府・自治体の要請により、定員を変更する場合があります。
参加費:
無料
応募条件:
第1回・第2回の講演は2回1セットの応募
(個別の応募はできません)
主催:
東武博物館
応募方法:
申し込みフォームより必要事項をご入力して、送信してください。
締切:
2021年3月17日(水)
※当選者には約1週間を目途に、当選ハガキ(入場券)を発送させていただきます。
※落選の通知はございません。
お問合せ:
東武友の会 TEL. 047-425-7283
東武友の会 クレソンサークル
東武友の会 クレソンサークル https://www.tobu-tomonokai.co.jp/ikebukuro/salon/
以下、詳細です。
文豪・永井荷風と浅草六区は切っても切り離せない関係にあります。戦前はオペラ館、戦後は大都劇場、ロック座に日夜通って戯曲を提供。小説「踊子」「勲章」はオペラ館を題材にしたものです。荷風を虜にした浅草の芸能とはどんなものだったのか。代表作「濹東綺譚」の舞台となった旧・玉の井近くの東武博物館で、豊富な浅草芸能資料のコレクションを駆使しながら、荷風と浅草の関係に迫ります。
第一回「明治末の宮戸座から戦前・戦中のオペラ館まで」2021年4月18日(日)午後2時〜3時30分
荷風は、明治末に浅草公園裏の宮戸座の芝居に歌舞伎の本質を見出だし、小説「すみだ川」で宮戸座の光景を描いています。その後、しばらく浅草芸能と距離を置いていたものの、昭和12年から六区にあったレヴュー劇場のオペラ館に連日通いつめて、戯曲「葛飾情話」を提供。その楽屋通いは、空襲に備えて昭和19年3月にオペラ館が閉館するまで続きました。
第二回「戦後、再び浅草へ・・・ロック座とフランス座」2021年5月16日(日)午後2時〜3時30分
疎開から戻った荷風は、昭和23年から常盤座、大都劇場、ロック座などの六区の劇場に通い、踊り子や女優との交流を深めます。その頃の六区ではストリップが大流行し、ロック座に続いて昭和26年に開場したフランス座にも通いました。戦後から世を去るまで荷風が過ごした浅草での日々とは…。
場所:
東武博物館ホール
東武スカイツリーライン「東向島駅」下車
定員:
60名(応募多数の場合は抽選)
※政府・自治体の要請により、定員を変更する場合があります。
参加費:
無料
応募条件:
第1回・第2回の講演は2回1セットの応募
(個別の応募はできません)
主催:
東武博物館
応募方法:
申し込みフォームより必要事項をご入力して、送信してください。
締切:
2021年3月17日(水)
※当選者には約1週間を目途に、当選ハガキ(入場券)を発送させていただきます。
※落選の通知はございません。
お問合せ:
東武友の会 TEL. 047-425-7283
東武友の会 クレソンサークル
【西条昇の上方喜劇史コレクション】戦前の松竹経営による大阪の劇場と映画館 [喜劇]
ジャニーズ百科事典というサイトに西条昇の項目を発見 [ジャニーズ]
ジャニーズ百科事典というサイトに私、西条昇の項目を発見。
これ、Wikipediaの僕の項目より、よっぽど詳しく調べられているね…。
https://jpedia.jakou.com/saijo.html
これ、Wikipediaの僕の項目より、よっぽど詳しく調べられているね…。
https://jpedia.jakou.com/saijo.html
日本映画専門チャンネルで「悪名幟」を [映画]
昨日は日本映画専門チャンネルで録画しておいた悪名シリーズの10作目「悪名幟」(1965)を。
勝新太郎、田宮二郎に加え、水谷良重、ミヤコ蝶々、内田朝雄、佐藤慶、ちょっとだけ出るミスワカサ。
宝塚新芸座時代のライバルであったミヤコ蝶々とミスワカサが同じ画面の中で共演している。
にしても、良重さん可愛いな。
悪名幟|日本映画・邦画を見るなら日本映画専門チャンネル https://www.nihon-eiga.com/program/detail/nh00000182_0001.html
勝新太郎、田宮二郎に加え、水谷良重、ミヤコ蝶々、内田朝雄、佐藤慶、ちょっとだけ出るミスワカサ。
宝塚新芸座時代のライバルであったミヤコ蝶々とミスワカサが同じ画面の中で共演している。
にしても、良重さん可愛いな。
悪名幟|日本映画・邦画を見るなら日本映画専門チャンネル https://www.nihon-eiga.com/program/detail/nh00000182_0001.html
NYの観客移動体験型演劇「スリープ・ノー・モア」 [ミュージカル]
ちょうど1年前の弾丸ブロードウェイ観劇旅行で、2日連続で観に行った観客移動体験型演劇「スリープ・ノー・モア」。
チェルシー地区で長年にわたって放置されてきたマッキトリックホテルの6階建て約100室のスペースを俳優たちが移動しながら無言で演じるシェイクスピア「マクベス」とヒッチコック「レベッカ」を元にしたストーリー。
観客は入り口で渡された仮面を被り、アノニマス(見えざる者)として俳優たちを囲んで間近で演技を見守り、どの俳優に着いて行くかを自分で選択して、三時間の公演時間内に建物のあちこちで3回繰り返されるストーリーを自由に観てまわる。
時には早足で移動する俳優を追って薄暗い階段を駆け上がったり駆け降りたり。
そのうちに自分が建物内のどこに居るのか分からなくなり、何回か同じ場面に遭遇したあたりで、だいたいの場面を観たかなと判断して自主的に出口に向かった。
また観に行きたいものだが、俳優と観客の接触もあったりする分、通常の劇場での公演よりも復活へのハードルは高いかもなあ…。
チェルシー地区で長年にわたって放置されてきたマッキトリックホテルの6階建て約100室のスペースを俳優たちが移動しながら無言で演じるシェイクスピア「マクベス」とヒッチコック「レベッカ」を元にしたストーリー。
観客は入り口で渡された仮面を被り、アノニマス(見えざる者)として俳優たちを囲んで間近で演技を見守り、どの俳優に着いて行くかを自分で選択して、三時間の公演時間内に建物のあちこちで3回繰り返されるストーリーを自由に観てまわる。
時には早足で移動する俳優を追って薄暗い階段を駆け上がったり駆け降りたり。
そのうちに自分が建物内のどこに居るのか分からなくなり、何回か同じ場面に遭遇したあたりで、だいたいの場面を観たかなと判断して自主的に出口に向かった。
また観に行きたいものだが、俳優と観客の接触もあったりする分、通常の劇場での公演よりも復活へのハードルは高いかもなあ…。