【西条昇の上方喜劇史コレクション】初代・渋谷天外が率いた楽天会の写真入り絵葉書

連続テレビ小説「おちょやん」に関連して…。
天海一平は、鶴亀家庭劇を結成前に父親である初代・天海天海一座に居たが、これは二代目・澁谷天外の父親の初代・澁谷天外らが率いた「楽天会」がモデルであり、語呂的には初代亡き後に二代目が在籍した志賀廼家淡海一座の要素も加えられているようだ。
そこで、楽天会の写真入り絵葉書を。
右上が初代・天外で、座員一同の芸名に、それぞれ楽か天の一字が入っていた。

【西条昇メディア掲載情報】コメント取材を受けた記事が産経ニュースで配信

私、西条昇が産経新聞からコメント取材を受けた記事が、産経ニュースでネット配信されました。

テレビ局依存、終焉の兆し　オフィスの売却・移転・縮小相次ぐ芸能界 - 産経ニュース https://www.sankei.com/smp/entertainments/news/210206/ent2102060001-s1.html

【西条昇の上方喜劇史コレクション】「おちょやん」に関連して曽我廼家兄弟劇の筋書を

連続テレビ小説「おちょやん」に関連して…。
今日の放送では、須賀廼家千之助が須賀廼家万太郎から「須賀廼家兄弟」の幕引きを告げられる回想シーンがあった。
千之助は、昭和3年に澁谷天外と松竹家庭劇を旗揚げした曽我廼家十吾と、明治37年に曽我廼家五郎と曽我廼家兄弟劇を結成し、大正3年に分裂した曽我廼家十郎がモデルになっている。十吾は十郎の門下に居たことがあるのだ。
そこで、道頓堀・中座での曽我廼家兄弟劇の筋書を。

【西条昇の上方喜劇史コレクション】須賀廼家万太郎のモデル・曽我廼家五郎率いる「平民劇団」の筋書

連続テレビ小説「おちょやん」に関連して…。
〈道頓堀の喜劇王〉須賀廼家万太郎のモデルである曽我廼家五郎が大正4年に芸名から本名の和田久一に戻って道頓堀・中劇場(中座)で旗揚げした「平民劇団」の筋書。
この後、程なくして、本名から再び芸名の五郎に戻り、日本の喜劇界に長く君臨した。

【西条昇メディア出演情報】とても嬉しい企画のTV出演依頼が

今日はとても嬉しい企画のTV出演依頼をいただきました。
詳細は、また追って。

【西条昇の上方喜劇コレクション】おちょやんが参加した鶴亀家庭劇のモデル「松竹家庭劇」の戦前戦中の筋書

連続テレビ小説「おちょやん」の主人公・竹井千代が新しい喜劇一座「鶴亀家庭劇」の旗揚げに参加するために４年ぶりに道頓堀に帰ってきたのに関連して、上方喜劇のパンフ資料類を紹介していきたい。
まずは昭和3年に結成された「松竹家庭劇」(鶴亀家庭劇のモデル)の戦前戦中の筋書を。
座員の連名表には、澁谷天外(天海一平のモデル)、曽我廼家十吾(須賀廼家千之助のモデル)、浪花千栄子(竹井千代のモデル)の他、子役時代の藤山寛美の名も。