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【西条昇の喜劇史コレクション】渥美清、森川信、三崎千恵子が共演の昭和34年フジテレビ「セールスマン水滸伝」台本 [軽演劇]

手元にある、昭和34年(1959)のフジテレビのダイハツ・コメディー「セールスマン水滸伝」の台本。
のちの寅さんシリーズで共演する森川信(初代おいちゃん)、三崎千恵子(おばちゃん)、渥美清(寅さん)が揃って出演している。
映画「男はつらいよ」第一作が公開される10年前のことで、三人の息のあったやり取りは、この当時からのものだったのだ。
他に朝丘雪路、昔々亭桃太郎(金語楼の弟)、平凡太郎、谷村昌彦らが出演。
当時、渥美、平、谷村の三人は「ボケナス・トリオ」というTV用のトリオを組んでいたことも。20181013_121202.jpg20181013_121206.jpg
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【西条昇の浅草喜劇史コレクション】昭和23年の国際劇場での「エノケンのノートルダムのせむし男」スーベニアブック [軽演劇]

手元にある、昭和23年(1948)1月の浅草・国際劇場での「エノケンのノートルダムのせむし男」のスーベニアブック。
表紙イラストは落合登。共演は山根寿子。
裏表紙に〈浅草の皆様お久しぶりでございます〉とあるように、昭和13年に松竹から東宝に移り、浅草から日比谷に去ったエノケンにとって久々の浅草公演であった。20180930_221647.jpg20180930_221651.jpg20180930_221655.jpg
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【西条昇の軽演劇史コレクション】昭和15年の大劇での「あきれたぼういず」出演「スピードショウ」プログラム [軽演劇]

手元にある、昭和15年(1940)6月の大劇(大阪劇場)での「第一回 スピードショウ」のプログラム。
出演は、前年に吉本興業から新興キネマ演芸部に移籍した「あきれたぼういず」(坊屋三郎、益田喜頓、芝利英、山茶花究)、千家松人形・博次。20180930_202144.jpg20180930_202154.jpg20180930_202216.jpg
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【西条昇の軽演劇史コレクション】昭和35年の新宿松竹文化演芸場のプログラム [軽演劇]

手元にある、昭和35年(1960)2月の新宿松竹文化演芸場のプログラム。
石井均一座、劇団〝コメディ東京〟、牧島正一座という三つの喜劇の一座に加え、先日お会いした〝日本初の女子プロレスラー〟猪狩定子さんが率いる女性お笑い音楽トリオ「ファニースリーパーズ」、ボーイズの「辻弘とハッタリーズ」、漫才の春日 章・ちえみなどが出演。
当時、一座ごとテレビのレギュラーを持ち、映画にも主演して人気のあった石井均一座には、若き日の伊東四朗が伊藤証、財津一郎が財津肇メという芸名で在籍していた。20180925_180153.jpg20180925_180215.jpg
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【西条昇の浅草喜劇史研究】戦前の松竹座でのエノケン一座の広告 [軽演劇]

浅草・松竹座でのエノケン一座の広告。
〈皇軍萬歳〉〈初春はエノケン〉。
戦前の日本人でエノケンほど多くの似顔絵を描かれた人物は居ないのではないか。
描きやすい顔だしね。20180817_170721.jpg
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【西条昇の浅草喜劇史研究】渥美清さんのご命日のお墓参りへ [軽演劇]

オープンキャンパスの模擬講義を終えた後は、渥美清さんのご命日ということで曙橋近くの源慶寺にお墓参りに。
例年お誘い頂き、ご一緒させて頂いていた浅草フランス座の元・女優の玉川みどりさん(故・谷幹一さんの奥様)とは今年は連絡が取れず…。
渥美清さんの付き人出身で劇団東京ヴォードヴィルショーの俳優・石井愃一さんと合流。
曙橋近くの店に場所を移して、渥美清さん森川信さん佐山俊二さん谷幹一さん関敬六さん藤山寛美さん20180804_212751.jpg三木のり平さん左とん平さんをはじめとする喜劇人についてのお話をたっぷりと伺うことが出来た。20180804_212759.jpg20180804_212806.jpg20180804_212812.jpg
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【西条昇の浅草レヴュー史コレクション】昭和4年の第1次カジノフォーリーの第2回公演プログラム [軽演劇]

手元にある、昭和4年(1929)7月23日からの浅草・水族館での第一次カジノフォーリーによる第二回公演のプログラム。
旗揚げは同年7月10日。
浅草オペラ衰退後は映画俳優を目指すも上手く行かずに実家の麻布の煎餅屋を手伝っていたエノケンが座長格の石田守衛に誘われて参加している。
エノケンはナンセンススケッチやレヴューで笑わせたものの、客足は伸びずに、わずか二ヶ月で解散。
10月26日から今度はエノケンを座長格とした第二次カジノフォーリーがスタートし、梅園龍子、山路照子、三条綾子など当時10代半ば過ぎくらいのダンシング・ガールズも新たに加わった。
同年12月12日から朝日新聞紙上で連載開始された川端康成の「浅草紅団」の中でカジノフォーリーのことが取り上げられ、一躍、有名に。
翌年6月にはエノケンが脱退して観音劇場で新カジノフォーリーを旗揚げ。その後は玉木座、オペラ館を経て松竹入りし、当時の浅草一の大劇場であった松竹座を根城に浅草を代表する喜劇王として活躍する。
この公演プログラムは演博こと早稲田大学演劇博物館にも保管されておらず、非常に貴重なものと言えるだろう。
もっとも、僕のコレクションは演博に無いものが多いのだが。20180729_145906.jpg20180729_145912.jpg
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【西条昇の浅草 軽演劇史コレクション】昭和35年の浅草・東洋劇場のプログラム [軽演劇]

手元にある、昭和35年1月の浅草・東洋劇場のパンフ。
東洋劇場は、現在の浅草演芸ホールの場所に前年12月に開場していた。
この公演では、シミキンこと清水金一とキドシンこと木戸新太郎が出演。20180726_175433.jpg
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【西条昇の浅草レヴュー史コレクション】昭和4年の浅草・水族館でのカジノフォーリーの公演プログラム [軽演劇]

手元にある、昭和4年(1929)11月の浅草・水族館での第2次「カジノフォーリー」第3回公演のプログラム。
ナンセンスコメディー「今日は日が悪い」、レヴュー「世界的自殺法」、ヴァラエティ、レヴュー「のんきな大将 ブロードウェー見物の巻」の4本立て。
出演者は、エノケンこと榎本健一を筆頭に、中村是好、間野玉三郎、堀井英一、佐藤久雄、城山敏夫、花島喜代子、梅園龍子ら。
城山敏夫は、あの寅さんシリーズの初代おいちゃん役の森川信が「城山敏夫の芸を盗んだんだ」と語るほどの芸達者な喜劇人だったようだ。20180725_215642.jpg20180725_215655.jpg
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【西条昇の浅草レヴュー史コレクション】昭和6年の浅草・水族館でのカジノフォーリーの公演プログラム [軽演劇]

手元にある、昭和6年11月の浅草・水族館での第2次「カジノフォーリー」の公演プログラム。
エノケンは前年に脱退しており、出演者は第1次カジノフォーリーの座長格だった石田守衛が再び中心となり、エノケンと脱退した間野玉三郎と堀井英一も復帰し、佐藤久雄、川公一、井手寛ら。
踊り子は梅園龍子、三條綾子、望月美恵子ら。女優として川上児童楽劇団(川上貞奴・主宰)出身の清川虹子が参加している。20180724_131644.jpg20180724_131654.jpg
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