今くるよさんの御冥福をお祈り致します
東京に生まれた私が初めて今いくよ・くるよの漫才を観たのは1980年のMANZAIブームの前年である79年に放送された『ヤングおー!おー!』という番組だった。 京唄子の口調を思わせるツッコミのいくよさんがキューピー人形のように目をクリクリとさせたくるよさんをズケズケとイジり倒し、ネタのラストでくるよさんがデップリとしたお腹を「パン!パン!」とイイ音をさせて叩いてみせた時のインパクトは、45年経った今も忘れることが出来ない。 それから間もなく巻き起こったMANZAIブームに乗ることが出来た女流漫才コンビは今いくよ・くるよと、春やすこ・けいこの二組だけだった。 その後、徐々にくるよさんの衣装がド派手になっていき、2015年にいくよさんが亡くなるまで、吉本の大看板として長きにわたって活躍された。私が構成した番組にも、何度か出演して頂いたものだ。 今頃、天国で相方のいくよさん、師匠の今喜多代さんらとの再会を果たし、一門会でも開いているに違いない。
【西条昇メディア掲載情報】5/14産経新聞の旧ジャニーズ問題の記事にコメント掲載
5/14産経新聞朝刊の〈ジャニーズ謝罪1年 被害申告985人、長引く補償交渉〉と題した記事に、私、西条昇のインタビューコメントが掲載されました。 https://www.sankei.com/article/20240514-NNDVLOD34JLNPF7XXS6F4XVXZU
亡くなられたキダ・タローさんのご冥福をお祈り致します
亡くなられたキダ・タローさんには、1992年にCD『浪花のモーツァルト キダ・タローのすべて』発売後に、当時、私が構成を担当していたテレビ番組『タモリの音楽は世界だ』(テレビ東京)にご出演頂いたことがありました。 バンドと男性コーラス陣がキダさんの指揮のもと、キダさん作曲の『アホの坂田』やCMソング『出前一丁』『兵衛向陽閣』『かに道楽』、番組テーマ曲『プロポーズ大作戦』『ラブアタック!』『2時のワイドショー』を次々に披露。タモリさんやゲストの北野誠さんらに「全部、一緒」「繰り返してるだけ」とツッコまれ、特別に作曲してきたというキダ版『タモリの音楽は世界だ』テーマ曲を披露する前には「だいたい予想がつく」「〝タモリタモリタモリ…〟最後に〝あ~あ~〟となるのでは?」と言われ、実際に演奏してみると、その通りだったというオチでスタジオが爆笑に包まれたのを思い出します。 御冥福をお祈りしております。
【西条昇の東京お笑い史研究】中小企業楽団「バラクーダー」の復活ライブへ
本日5/11の午後は、新橋のespace天で「復活!!一夜限りのバラクーダー」を観てきました。
出演は、「日本全国酒飲み音頭」「チャカ・ポコ・チャ」「演歌・血液ガッタガタ」などコミックソングのヒット曲を持ち、今回が35年ぶりの共演となる岡本圭司さんベートーベン鈴木さんによる中小企業楽団「バラクーダー」のお二人と、声帯模写のはたけんじさん。
とりわけ、「リトル・ダーリン」「カレンダーガール」「恋の片道切符」といったバラクーダー時代のコミックバンド・ネタや「昔の名前で出ています」の替え歌ネタが楽しく懐かしく面白かったな。
思えば、1970年代後半、当時中学生の僕の好きだった東京の若手(?)お笑い演芸は、バラクーダー、星セント・ルイス、ツービート、タモリ、コント太平洋、ラッキーパンチ(のちのコント・レオナルド)で、お笑い演劇枠では東京ヴォードヴィルショーと東京乾電池でした。
出演は、「日本全国酒飲み音頭」「チャカ・ポコ・チャ」「演歌・血液ガッタガタ」などコミックソングのヒット曲を持ち、今回が35年ぶりの共演となる岡本圭司さんベートーベン鈴木さんによる中小企業楽団「バラクーダー」のお二人と、声帯模写のはたけんじさん。
とりわけ、「リトル・ダーリン」「カレンダーガール」「恋の片道切符」といったバラクーダー時代のコミックバンド・ネタや「昔の名前で出ています」の替え歌ネタが楽しく懐かしく面白かったな。
思えば、1970年代後半、当時中学生の僕の好きだった東京の若手(?)お笑い演芸は、バラクーダー、星セント・ルイス、ツービート、タモリ、コント太平洋、ラッキーパンチ(のちのコント・レオナルド)で、お笑い演劇枠では東京ヴォードヴィルショーと東京乾電池でした。
【西条昇メディア掲載情報】東京新聞連載「芸人 今昔ものがたり」関根勤編5回めが掲載
昨日5/1(水)東京新聞の朝刊に、私、西条昇が2022年4月から連載している「芸人 今昔ものがたり」の関根勤編④〈娘に夜ごと英才教育〉が掲載されました。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/324559
https://www.tokyo-np.co.jp/article/324559