【西条昇の70年代アイドル史コレクション】昭和50年の日劇ウエスタンカーニバルのパンフ [アイドル]
手元にある、昭和50年(1975)8月の日劇ウエスタンカーニバルのパンフ。
第1弾(25日)があいざき進也ショー、第2弾(26日)がキャンディーズ・ショー、第3弾(27日)がジャニーズ・ファミリー・フェスティバル、第4弾(28日)が草川祐馬や加納竜らによるロックン・ロールNOW!というラインナップである。
この頃になると、テレビ出演で忙しいアイドルたちのスケジュールを数日間にわたって押さえることが難しくなっていたということか。
表紙はキャンディーズの出演を意識してか、珍しく女性のイラストが中心になっている。
第1弾(25日)があいざき進也ショー、第2弾(26日)がキャンディーズ・ショー、第3弾(27日)がジャニーズ・ファミリー・フェスティバル、第4弾(28日)が草川祐馬や加納竜らによるロックン・ロールNOW!というラインナップである。
この頃になると、テレビ出演で忙しいアイドルたちのスケジュールを数日間にわたって押さえることが難しくなっていたということか。
表紙はキャンディーズの出演を意識してか、珍しく女性のイラストが中心になっている。
【西条昇の70年代アイドル史コレクション】フィンガー5が出演した日劇ウエスタンカーニバルのパンフ [アイドル]
手元にある、昭和49年(1974)4月の「日劇ウエスタンカーニバル ヤングアイドル大集合!」のパンフ。
表紙はフィンガー5を中心に、あいざき進也と伊丹サチオ。
当時の僕は2つ年上の妙子ちゃんに憧れてフィンガー5のファンクラブに入っていたから、当然、この時も父親に頼んで観に行っている。
彼らがメインで歌うのはフィナーレ前の景だけだったが、それでも目の前で「恋のダイヤル6700」と「学園天国」のパフォーマンスが見られて十分に満足したのを覚えている。
表紙はフィンガー5を中心に、あいざき進也と伊丹サチオ。
当時の僕は2つ年上の妙子ちゃんに憧れてフィンガー5のファンクラブに入っていたから、当然、この時も父親に頼んで観に行っている。
彼らがメインで歌うのはフィナーレ前の景だけだったが、それでも目の前で「恋のダイヤル6700」と「学園天国」のパフォーマンスが見られて十分に満足したのを覚えている。
【西条昇の70年代アイドル史研究】フレンズとジミー(恵おさみ)とユタカプロダクション [アイドル]
手元にある、昭和49年(1974)8月の「日劇ウエスタンカーニバル ぎんざNOWで大集合!」のパンフに掲載されたワーナーパイオニアの「フレンズ」の新曲「孤独のフォーク・シンガー」とジミー(恵おさみ)のデビュー曲「ぼくらのラブ戦争」の広告。
共にモーニングプロの所属で、この時の日劇ウエスタンカーニバルに出演している。
「孤独のフォーク・シンガー」は阿久悠の作詞、「ぼくらのラブ戦争」は阿久悠 作詞、都倉俊一 作曲というピンクレディーや山本リンダと同じゴールデンコンビが手掛けていたが、どちらもヒットしたという記憶はない。
フレンズは昭和47~50年に活動していた四人組の男性アイドルグループで、TBS「ぎんざNOW!」にレギュラー出演していた。6年前に同じメンバーで復活ライブを行って以来、今も定期的に活動しているようだ。
同じ事務所の〝弟分〟にジミーこと恵おさみやアイドルバンドの「レモンパイ」が居た。
モーニングプロはユタカプロダクションに改名し、70年代半ばのこの時期はジャニーズ事務所の対抗勢力の一つと言えた。
80年代のユタカプロダクションには横浜銀蝿を中心に〝弟分〟の杉本哲太らの「紅麗威甦」や嶋大輔、〝妹分〟の岩井小百合らの銀蝿一家が所属し、当時のエンタメ界を盛り上げる役割を果たしている。
https://youtu.be/kO_fXV7P_6k
https://youtu.be/I0XwDVlJoTM
https://youtu.be/qbXGJJY2qYo
共にモーニングプロの所属で、この時の日劇ウエスタンカーニバルに出演している。
「孤独のフォーク・シンガー」は阿久悠の作詞、「ぼくらのラブ戦争」は阿久悠 作詞、都倉俊一 作曲というピンクレディーや山本リンダと同じゴールデンコンビが手掛けていたが、どちらもヒットしたという記憶はない。
フレンズは昭和47~50年に活動していた四人組の男性アイドルグループで、TBS「ぎんざNOW!」にレギュラー出演していた。6年前に同じメンバーで復活ライブを行って以来、今も定期的に活動しているようだ。
同じ事務所の〝弟分〟にジミーこと恵おさみやアイドルバンドの「レモンパイ」が居た。
モーニングプロはユタカプロダクションに改名し、70年代半ばのこの時期はジャニーズ事務所の対抗勢力の一つと言えた。
80年代のユタカプロダクションには横浜銀蝿を中心に〝弟分〟の杉本哲太らの「紅麗威甦」や嶋大輔、〝妹分〟の岩井小百合らの銀蝿一家が所属し、当時のエンタメ界を盛り上げる役割を果たしている。
https://youtu.be/kO_fXV7P_6k
https://youtu.be/I0XwDVlJoTM
https://youtu.be/qbXGJJY2qYo
【西条昇の70年代アイドル史コレクション】アイドルバンド「ローズマリー」時代のモト冬樹 [アイドル]
手元にある、昭和49年4月と8月の日劇ウエスタンカーニバルのパンフに掲載された「ローズマリー」の写真。
1枚めだと前列右、2枚めだと一番右の人物が誰だか分かりますか?
そう、のちのモト冬樹さんで、当時の芸名は東冬木。
長髪…、しかも毛が多い…。
冬樹さんはこの年にローズマリーを脱退し、「ジュテーム」に参加して武東冬樹に改名。昭和53年には「ビジーフォー」のメンバーとなり、スリム冬樹を名乗っている。
1枚めだと前列右、2枚めだと一番右の人物が誰だか分かりますか?
そう、のちのモト冬樹さんで、当時の芸名は東冬木。
長髪…、しかも毛が多い…。
冬樹さんはこの年にローズマリーを脱退し、「ジュテーム」に参加して武東冬樹に改名。昭和53年には「ビジーフォー」のメンバーとなり、スリム冬樹を名乗っている。
【西条昇の70年代アイドル史コレクション】昭和49年の日劇ウエスタンカーニバルのパンフ [アイドル]
手元にある、昭和49年8月の「日劇ウエスタンカーニバル ぎんざNOWで大集合!」のパンフ。
当時のTBSの人気番組「ぎんざNOW」でお馴染みの出演者を集めた企画で、あいざき進也、伊丹サチオ、チャコとヘルスエンジェル、ローズマリー、フレンズ、アンデルセン、弾ともやらが出演。
この時にソロ・アイドルとして出演していた伊丹サチオと弾ともやは、昭和51年に「ローズマリー」にツイン・ボーカルとして迎えられ、ベイ・シティ・ローラーズを真似たタータンチェックの衣装で「可愛い人よ」をカバーしている。
当時のTBSの人気番組「ぎんざNOW」でお馴染みの出演者を集めた企画で、あいざき進也、伊丹サチオ、チャコとヘルスエンジェル、ローズマリー、フレンズ、アンデルセン、弾ともやらが出演。
この時にソロ・アイドルとして出演していた伊丹サチオと弾ともやは、昭和51年に「ローズマリー」にツイン・ボーカルとして迎えられ、ベイ・シティ・ローラーズを真似たタータンチェックの衣装で「可愛い人よ」をカバーしている。
【西条昇メディア掲載情報】「週刊現代」今週号の「熱討スタジアム」に [アイドル]
本日6/4(月)発売の「週刊現代」に、麻丘めぐみさん、録音エンジニアの高田英男さんと共に私、西条昇が出席した鼎談企画「熱討スタジアム」〈麻丘めぐみ『わたしの彼は左きき』を語ろう〉の回が掲載されています。
【西条昇の昭和アイドル史コレクション】昭和42年の日劇ウエスタンカーニバルのパンフ [アイドル]
手元にある、昭和42年8月の第33回 日劇ウエスタンカーニバルのパンフ。
グループ・サウンズ(ここでの表記はグループ・サウンド)ブームの真っ只中の頃のもので、ジャッキー吉川とブルー・コメッツ、ザ・タイガース、加瀬邦彦とザ・ワイルド・ワンズ、寺内タケシとバニーズ、テンプターズ、安岡力也の居たシャープ・ホークス、ゴールデン・カップス、フォーリーブス、尾藤イサオらが出演。
今見ると、凄い豪華メンバーだな。
グループ・サウンズ(ここでの表記はグループ・サウンド)ブームの真っ只中の頃のもので、ジャッキー吉川とブルー・コメッツ、ザ・タイガース、加瀬邦彦とザ・ワイルド・ワンズ、寺内タケシとバニーズ、テンプターズ、安岡力也の居たシャープ・ホークス、ゴールデン・カップス、フォーリーブス、尾藤イサオらが出演。
今見ると、凄い豪華メンバーだな。
【西条昇の70年代アイドル史研究】野口五郎が語った〝新御三家〟誕生秘話 [アイドル]
この記事によれば、野口五郎は「バイキング」で、西城秀樹、郷ひろみとの〝新御三家〟について語り、〈当初は西城さんと伊丹幸雄、田頭信幸の3人で構成されていたという。「秀樹が当時なかなか(活動が)うまくいかなくて。秀樹の敏腕マネジャーが『僕とひろみの3人でいこう』ってなった」と結成裏話を明かした〉とのことだ。
西城秀樹、伊丹幸雄、田頭信幸の三人のユニットというのは、昭和47年5月の「日劇ウエスタン・カーニバル 〝アイドル誕生〟」にこの三人で出演した際のことを指すのだろう。パンフレットを見る限り、〝新御三家〟といったユニット名は書かれていないが…。
田頭信幸の「恋のパスポート」などを聴く限り、秀樹・ひろみ・五郎の〝新御三家〟になって大正解だったことは間違いないと思う。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180530-00000112-spnannex-ent
https://youtu.be/KMydoiDHYoY
西城秀樹、伊丹幸雄、田頭信幸の三人のユニットというのは、昭和47年5月の「日劇ウエスタン・カーニバル 〝アイドル誕生〟」にこの三人で出演した際のことを指すのだろう。パンフレットを見る限り、〝新御三家〟といったユニット名は書かれていないが…。
田頭信幸の「恋のパスポート」などを聴く限り、秀樹・ひろみ・五郎の〝新御三家〟になって大正解だったことは間違いないと思う。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180530-00000112-spnannex-ent
https://youtu.be/KMydoiDHYoY