ゼミ生と朝鮮大学校学園祭に行って来ました! [大学]
先週の日曜日に小平市にある朝鮮大学校の学園祭に江戸川大学マスコミ学科の僕のゼミ生10名と一緒に行ってきた。
朝鮮大学校とは、在日の北朝鮮の人たち、つまり日本で生まれた朝鮮民主主義人民共和国の若者が通う大学である。
朝鮮大学校では3年くらい前から日本人にも学園祭を公開しており、僕は去年初めて行ってみて、チマチョゴリ・ファッションショーや伝統舞踊などのちゃんと作り込んだステージのクオリティの高さと来場者に対する学生の爽やかな態度に感心した。
それで、今年はゼミの活動の一環として行ってみようということに。
お笑い・エンターテイメント研究をテーマとする僕のゼミで、北朝鮮のお笑い・エンターテイメント事情を調べてみることに意義があるのではないかと考えたわけだ。
北朝鮮でもTVやサーカスでコントをやっているようだし、朝鮮大学校には3年前まで「ペッカン」という学生の喜劇集団があったということもネットで調べるうちに分かった。
日本と北朝鮮の間には様々な問題があるけれど、日本で生まれた在日の大学生と日本の大学生が互いを理解するために交流をしていくことはいいことではないか。
うちのゼミとしてはエンターテイメント交流、芸術交流をこれからしていければいいなあ、と。
朝鮮大学校でも朝・日友好学生ネットワークを立ち上げて、学園祭で朝・日の学生でフレンドシップ・ソングを歌いましょうとHPで呼びかけていたし。
まずは学園祭にみんなで行ってみたわけだが、はじめは日本の中での異文化体験というか、サッカーのアウェーの会場にいるような緊張した表情をしていたゼミ生たちも、レーザーラモンHGの衣装を着た朝鮮大学生や伝統音楽のステージを見たり、校庭に敷いたシートに座り込んでプルコギを焼いて食べたり、チョゴリを試着して記念写真を撮ったりしてるうちにリラックスした表情になって、積極的に朝鮮大学生たちと話しつつ学園祭を楽しんでいたようだ。
最後のステージ公演が始まる前に「えっ、もうこれで終わり?」なんて言ってたしね。
彼らにとって視野を広げるうえで貴重な体験だったことは間違いないだろう。
http://www.korea-u.ac.jp/k-j-project2005/
てなわけでランキングのクリックをどうぞ
コメント 0