【西条昇の芸能日記】ダークダックスの「ゲタさん」こと喜早哲さんのご冥福をお祈りします

男性4人組のコーラスグループ「ダークダックス」の「ゲタさん」こと喜早哲（きそう・てつ）さんが3月26日、急性肺炎のため、亡くなられたとのこと。
僕が物心ついた頃から、「ダークダックス」「デューク・エイセス」「ボニージャックス」の男性4人のコーラスグループの3組は良くテレビで見ていたが、3組の中ではダークダックスがトップ格という印象があった。
ダークダックスと言えば、4人それぞれにニックネームがあるのも、子どもとしては親しみやすかった。
「ゾウさん」「ゲタさん」「マンガさん」…、あれ、もうお一人は何さんだっけ？と、いつもなかなか思い出せないことが多かった。
ちなみに、もうお一人は「パクさん」なのだが、「ゾウ」も「ゲタ」も「マンガ」も頭の中で絵的にイメージしやすいのに対し、「パク」って何だろうということから、なかなか出てこなかったのかもしれない。
代表曲「銀色の道」は、ザ・ピーナッツとの競作で、作詞が「ドンドンクジラ」でお馴染みの放送作家の塚田茂、作曲は宮川泰である。
「シャボン玉ホリデー」「夢であいましょう」などのバラエティ・ショー番組にダークダックスがゲストとして番組に出ると、より、ショーとしての重みが出たというか、ショーの幅が広がって見えたように思う。
謹んで、ご冥福をお祈りいたします。

Article: http://www.huffingtonpost.jp/2016/04/03/kisou-tetsu-dark-ducks-passed-away_n_9607116.html