【西条昇の浅草レヴュー史コレクション】たけしの師匠・深見千三郎が出演していた戦前の浅草・オペラ館のパンフ [軽演劇]
手元にある、昭和17年8月の浅草・オペラ館「ヤパンモカル」の公演パンフ。
かつて座長格だったシミキンこと清水金一はすでに居らず、ずっと後にフランス座でビートたけしの師匠となる深見千三郎(当時は深美千三郎)が佐山俊二らと共に活躍していた。
当時の深見と佐山の絡みを観てみたかったな。連日、オペラ館に通っていた永井荷風は当然、観ていたのだろう。
掲載された〈屠れ米・英 我等の敵だ!!〉という標語が時代の空気を感じさせる。
オペラ館には〝レヴュウ劇場〟との肩書きがあったが、レヴューの本場であるフランスは2年前に日本の同盟国であったナチス・ドイツに占領されていたため、日本でのレヴュー上演が認められていたのだ。
かつて座長格だったシミキンこと清水金一はすでに居らず、ずっと後にフランス座でビートたけしの師匠となる深見千三郎(当時は深美千三郎)が佐山俊二らと共に活躍していた。
当時の深見と佐山の絡みを観てみたかったな。連日、オペラ館に通っていた永井荷風は当然、観ていたのだろう。
掲載された〈屠れ米・英 我等の敵だ!!〉という標語が時代の空気を感じさせる。
オペラ館には〝レヴュウ劇場〟との肩書きがあったが、レヴューの本場であるフランスは2年前に日本の同盟国であったナチス・ドイツに占領されていたため、日本でのレヴュー上演が認められていたのだ。
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