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【西条昇の浅草エンタメ日記】浅草バーレスク・ツアーその2 [エンタメ]

Toyさんたちと向かった先は浅草・柳小路の僕のお気に入りの沖縄料理屋ぬちすぐいの右隣のバー鈴楼で、店内はすでに立ち見も出るほどの大盛況。お客さんの雰囲気も良かったな。
この「サフィとチェリーの納涼うっふん夏祭り」は、ベリーダンス系バーレスク・ダンサーのサフィさんと、もともと浅草で活動しつつ現在はカナダでバーレスク・ダンサーとして活躍するチェリータイフーンさんによるバーレスク・イベントである。
普通はバーレスクのイベントと言えば各ダンサーの踊りが中心になるのだが、ちょっと冨士真奈美さん似のチェリーさんは、歌って喋って笑わせる大サービスぶり。もはや芸人だね。
数年前にクリスティーナ・アギレラ主演の映画「バーレスク」大ヒット以来、ストリップ・ティーズ(脱いで焦らす)の要素のないバーレスク・ダンスのイメージが巷の女性たちに広がったようだが、現代のネオ・バーレスクはファッション的要素が強い一方でストリップ・ティーズとは切っても切れない関係にある。
今のロック座が正統派ストリップ・ティーズを軸としたエンターテイメント・ショーなのに対し、チェリーさんのバーレスクはニュアンス的にはストリップ・ティーズを採り入れたパフォーマンス・ショーに近い感じか。
考えてみると、昭和20〜30年代にかけて、佐山俊二、八波むと志、由利徹、渥美清、石田英二、東八郎、三波伸介、萩本欽一、坂上二郎などコメディアンによる軽演劇やコントと一緒に構成され上演されていた頃のストリップは=バーレスクであった。
昭和40年代からストリップがハードになってコメディアンの出番やショーとしての構成台本が無くなり、本来のストリップ・ティーズより強烈な刺激が求められるようになった頃から、ストリップ劇場はヌード劇場と言われ、バーレスクと枝分かれしてしまったと言えるだろう。
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