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タッキーの日生劇場「リサイタル」公演決定とジャニーさんの劇場へのこだわり [ジャニーズ]

今年9月にタッキーが日生劇場で「滝沢秀明 リサイタル 2006」と銘打った自伝的舞台公演を行なうことが決まったってねー。
もちろん、作・構成・総合演出はジャニーさんである。
タッキーの半生を題材に、歌やダンス、イリュージョン、映像などを盛り込んだ<今までにないことが起こる全く新しいショー>になるとのこと。
いや、もう、楽しみだなー。
今回のタイトルには、最近にしては珍しく「コンサート」ではなく「リサイタル」という言葉が使われているよねー。どうしてだと思いますかー?
実は、日生劇場と言えば、「愛の讃歌」「ラストダンスは私に」「サントワマミー」などのヒット曲で知られる今は亡き大歌手の越路吹雪が1965年から十数年にわたって「ロングリサイタル」「ドラマチックリサイタル」と題した公演(演出は劇団四季の浅利慶太)を毎年行なっていたことで有名な劇場なんだよねー。
おそらく、ジャニーさんの頭の中にはそのことがイメージとして、あったんじゃないのかなー。
ジャニーさんという方は、公演を行なう劇場の歴史やイメージを踏まえたうえで、それを公演内容に反映させるということを割りと良くされると思うんだよねー。
今年春の「滝沢演舞城」にしても、歌舞伎や新派が良く上演される新橋演舞場だから、<和>のテイストを前面に押し出したんだと思うし。
秦豊吉による昭和20年代後半の「帝劇ミュージカルス」以来、「王様と私」「ラ・マンチャの男」「マイ・フェア・レディ」「屋根の上のヴァイオリン弾き」「シカゴ」「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」など数多くの名作ミュージカルが上演されてきた歴史を持つ帝国劇場では、「SHOCK」シリーズや「ドリボ」「ドリボズ」などの<洋>のイメージのミュージカル作品を上演しているし。
それもジャニーさんならではのイメージの遊びであり、劇場へのこだわりの表現と言うことが出来ると思うんだよね。
何年か前の東京宝塚劇場が建て直しのために取り壊される際のジャニーズによる東京宝塚劇場サヨナラ公演でも、宝塚歌劇名物の大階段セットを使ってたしね。
どんなに様々なメディアを制覇しても、全てのエンターテイメントの出発点が劇場であるこ
とが分かっているからこそのこだわりなんじゃないのかなー。

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