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杉村太蔵議員、善行に走るの巻! ベビーフェイス転向へ [時事ネタ]

 杉村太蔵議員が先週、パキスタン地震の被災者救済の募金活動のため他の自民党議員と共に銀座の路上の立ったのに続いて、今度は新潟中越地震の被災地である山古志村を視察に訪れた様子がワイドショーなどで紹介されていた。
 数々の放言=太蔵節で世間の大人たちの顰蹙を買った太蔵議員、しばらくおとなしくしてたと思ったら、善行をワイドショーで伝えてもらうことでイメージを挽回しようという作戦に打って出たようだ。まあ本人サイドの意向より党の人たちの思惑によるんだろうけどね。
 プロレス用語でいう「ヒール」から「ベビーフェイス」に転向しようってところでしょ。
 「BMW買いたい」「グリーン車、乗り放題」「収入2500万、うひょー」といった庶民の反感や嫉妬を誘うようなことさえ言わずに、パアパアと何か毒にも薬にもならないようなことだけ言ってれば、「現代っ子らしい爽やかな好青年」と見てくれる大衆が増えるはずだ、と。
 ベテラン議員みたいな腹芸というか裏が感じられない分、その議員らしからぬところ=ギャップの部分を「面白い」「あんな議員がいてもいい」と受け取る人が少なくないのも事実なのだ。僕もその一人だけど。
 銀座での募金の時は太蔵議員に人気が集中してたもんなー。若い女性がたくさん群がっちゃって、携帯で一緒に写真撮りまくり。全然、自分の持ってる募金箱にお金を入れてもらえない議員もいたらしいからね。武部さんや安部さんも来てたけど、自民党としてはこの太蔵くん人気を利用しない手はないもんなー。
 だから、いまだに「BMW買いたいなんて言ってる方とは同席したくない」って言ってる森喜朗・元首相なんかがヒールに見えちゃうんだよね。大衆の気分とズレてるもん。
 山古志村での太蔵議員も笑えたよー。 
 消防隊員の下っ端みたいなカッコして、被災現場を見て、「うーわ!」なんてリアクションしちゃってさ。
 「うわっ、床屋さんも仮設なんだー!」なんて、変なことに食いついてたし。
 記者会見でも「涙の数だけ強くなれるさ・・・って歌がありましたけど、涙の数だけ強くなれる気がしました」って、あれは何か良いことを言おうとして言ってんのか?
 太蔵くんには芸人用語でいう「フラ」がある。
 レポーターに「グリーン車には乗らないんですか?」なんて突っ込まれながら新幹線の自由席で帰ってたねー。あれが一番、大衆に見てほしかった映像なんだろうなー。

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