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【西条昇イベント情報】4月19日と5月17日の日曜に講演「永井荷風と浅草芸能」を

2020-03-08T20:26:54.jpg私、西条昇は、来る4月19日(日)と5月17日(日)の午後2時〜3時30分に、東武博物館ホール(東武スカイツリーライン「東向島駅」下車)で開催される東武博物館主催の向島文化サロンにおいて「永井荷風と浅草芸能」と題した講演を行います。第一回「明治末の宮戸座から戦前・戦中のオペラ館まで」、第二回「戦後、再び浅草へ・・・ロック座とフランス座」。参加費無料。東武友の会HPの申し込みフォームより必要事項をご入力して、3月18日(水)までに送信してください。ご参加お待ちしています! お問い合わせ:東武友の会 TEL. 047-425-7283

以下、詳細です。

文豪・永井荷風と浅草六区は切っても切り離せない関係にあります。戦前はオペラ館、戦後は大都劇場、ロック座に日夜通って戯曲を提供。小説「踊子」「勲章」はオペラ館を題材にしたものです。荷風を虜にした浅草の芸能とはどんなものだったのか。代表作「濹東綺譚」の舞台となった旧・玉の井近くの東武博物館で、豊富な浅草芸能資料のコレクションを駆使しながら、荷風と浅草の関係に迫ります。
第一回「明治末の宮戸座から戦前・戦中のオペラ館まで」2020年4月19日(日)午後2時〜3時30分
荷風は、明治末に浅草公園裏の宮戸座の芝居に歌舞伎の本質を見出だし、小説「すみだ川」で宮戸座の光景を描いています。その後、しばらく浅草芸能と距離を置いていたものの、昭和12年から六区にあったレヴュー劇場のオペラ館に連日通いつめて、戯曲「葛飾情話」を提供。その楽屋通いは、空襲に備えて昭和19年3月にオペラ館が閉館するまで続きました。
第二回「戦後、再び浅草へ・・・ロック座とフランス座」2020年5月17日(日)午後2時〜3時30分
疎開から戻った荷風は、昭和23年から常盤座、大都劇場、ロック座などの六区の劇場に通い、踊り子や女優との交流を深めます。その頃の六区ではストリップが大流行し、ロック座に続いて昭和26年に開場したフランス座にも通いました。戦後から世を去るまで荷風が過ごした浅草での日々とは…。

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