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【西条昇の浅草軽演劇史研究】昭和35年3月の浅草・東洋劇場「ずべ公天使」の舞台写真 [軽演劇]

2021-07-09T22:09:12.jpg2021-07-09T22:09:12.jpg浅草・東洋劇場で上演された「ずべ公天使」(作・演出 高崎三郎、緑川士朗)の舞台写真。
初演は昭和34年11月で、これは翌35年3月の再演時の物だ。
一枚め、右から石田暎二、一人とんで炎加世子、前田通子。
二枚め、左から前田通子、梶田稔、佐藤久雄、文部おさむ。
当時、緑川の紹介で東洋劇場の研究生になったばかりの萩本欽一は、この時に黒雲会会長の黒川を演じた石田の演技をのちに絶賛している。
同作品は同年3月に東映で映画化され、黒川役は柳永二郎が演じた。
前田通子は新東宝の大型グラマー女優として活躍していたが「二階の階段の上で裾をまくれ」との監督の指示を拒絶して大蔵貢の怒りを買い、五社協定で映画・TVから干されていたことろを東洋興業が招いて話題となった。

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