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【西条昇の喜劇史コレクション】大正期の彌生座の現代喜劇プログラム

2019-06-22T08:31:22.jpg手元にある、大正期の千日前・彌生座での大和家小寳楽を中心とした現代喜劇プログラム。
1.笑劇「とんだ間違」、2.喜劇「聟選み」、3.社会劇「慕ひ行く影」、4.喜劇「血統」。
座長格の大和家小寳楽はもともと俄(仁輪加)師であり、落語家の初代 桂南天の父親にあたる。
ここに名前のある大和家楽三郎は、のちに芦乃家雁玉との漫才コンビで売れた林田十郎で、小寳楽の弟子としてこの頃の彌生座で初舞台を踏んだようだ。
また、横山エンタツの相方であった杉浦エノスケや、ミナミサザエと組んだ浮世亭歌楽も小寳楽の弟子であった。
彌生座には、昭和10年前後に、森川信や岸田一夫らのレヴュー劇団「ピエル・ボーイズ」が常打ちとして定着する。

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