【西条昇の浅草映画史コレクション】昭和3年の電気館での阪東妻三郎 主演「坂本龍馬」近日封切のパンフ [浅草六区]
手元にある、昭和3年(1928)の浅草 電気館での阪東妻三郎 主演「坂本龍馬」(監督 枝正義郎)近日封切のパンフ。
〈松竹キネマ提供阪妻本年度第一回超特作品〉〈太秦総動員〉。
この作品は約30分間のフィルムの断片が残されており、僕も昨年6月に木馬亭で麻生八咫さんの活弁により観ているが、龍馬が長州藩の面々に薩長同盟の必要性を説く場面や近江屋で春日清扮する佐々木只三郎に暗殺される場面など、枝正監督の人の動かし方が生き生きとしていて、たっぷり見せつける阪妻の演技と共に、十分楽しむことが出来た。
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〈松竹キネマ提供阪妻本年度第一回超特作品〉〈太秦総動員〉。
この作品は約30分間のフィルムの断片が残されており、僕も昨年6月に木馬亭で麻生八咫さんの活弁により観ているが、龍馬が長州藩の面々に薩長同盟の必要性を説く場面や近江屋で春日清扮する佐々木只三郎に暗殺される場面など、枝正監督の人の動かし方が生き生きとしていて、たっぷり見せつける阪妻の演技と共に、十分楽しむことが出来た。
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