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【西条昇の浅草芸能史研究】浅草写真集と浅草名物男キヨシ [浅草六区]

1970年代半ばの浅草の人々を記録した「浅、草、時、代、押田了写真集」(内山良平事務局・発行)には、浅草松竹演芸場でのギャグメッセンジャーズの須磨一露と丘さと志や、名物男「乞食のキヨシ」の姿も。
須磨一露さんは須間一也さんのお父さんだ。
晩年の丘さと志さんに一也さんから紹介して頂き、ロングインタビュー取材をさせて頂いたこともあった。丘さんは十代の頃から浅草や新宿の軽演劇をファンとして観て歩いてらしたそうで詳しく話を聞くことが出来た。
「乞食のキヨシ」さんは、井上ひさし・作の舞台「浅草キヨシ伝 強いばかりが男じゃないといつか 教えてくれたひと」と小説「イサムよりよろしく」のモデルになった人で、浅草フランス座時代の渥美清からビートたけしまで、彼が認めた役者は大物になるという伝説があった。
僕も、小中学生時代に、キヨシさんが六区の通りをフラフラ歩く姿や浅草松竹演芸場の二階席から舞台の芸人に声をかける姿を良く見かけたものだ。
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