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【西条昇の芸能史研究】ドリフターズが前座出演したビートルズ来日公演のパンフ [お笑い]

手元にある、昭和41年6月30日~7月2日の日本武道館でのザ・ビートルズの来日公演のパンフ。
30日は18時半~の1回、1日2日は14時~と18時半~の2回、計5回公演である。
前座を務めたザ・ドリフターズの出演は、30日の1回と1日の2回のみ。
高校生だった志村けんさんが観に行った日にはドリフは出てなかったとのことだったから、2日に行かれたのだろう。
チョビヒゲを付けた加藤茶さんをセンターにした、いかにもコミックバンドといったドリフの写真が、ビートルズのパンフに載っているというギャップが面白い。
ステージでは、「のっぽのサリー」を仲本工事さんが歌い、加藤さんが変なタイミングでドラムを強く叩くのに合わせて全員がリアクションし、最後はコケてしまい、いかりや長介さんの「解散!」の一声で、素早く退場している。
司会のE・H・エリックさんが「お待たせしました。次に登場するのは、ザ・…」とタメると、ビートルズの登場を待ち望む観客がウォーと盛り上がり、「ドリフターズ!」と言った途端に、場内が何とも力の抜けたような雰囲気になったと、いかりやさんが僕に語ってくれた。
ドリフの他の日本側の出演は、ジャッキー吉川とブルーコメッツ、ブルー・ジーンズ、尾藤イサオさんと内田裕也さんは「ウェルカム・ビートルズ」を歌った。
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