【西条昇の浅草 歌舞伎史研究】大正期の公園劇場での中村又五郎の絵葉書 [浅草歌舞伎]
手元にある、大正期の浅草・公園劇場での中村又五郎一座「黒船話」で船大工平蔵を演じる初代・中村又五郎の絵葉書。
又五郎は二代目・市川左團次一座を離れ、大正6年に自らの一座を結成して浅草・公園劇場に出演すると、浅草の観客から熱狂的な人気を得たが、大正9年に35歳で急逝。
又五郎の葬儀の実写が浅草・東京倶楽部で上映されると、その死を惜しむファンが殺到して連日の大入りで、二週続映された。
新国劇の沢田正二郎は、又五郎の死を知らされ、「うむ、これからは俺の時代が来る」と呟いたと言われている。
又五郎は二代目・市川左團次一座を離れ、大正6年に自らの一座を結成して浅草・公園劇場に出演すると、浅草の観客から熱狂的な人気を得たが、大正9年に35歳で急逝。
又五郎の葬儀の実写が浅草・東京倶楽部で上映されると、その死を惜しむファンが殺到して連日の大入りで、二週続映された。
新国劇の沢田正二郎は、又五郎の死を知らされ、「うむ、これからは俺の時代が来る」と呟いたと言われている。
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