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【西条昇の宝塚歌劇史研究】昭和3年の宝塚少女歌劇雪組公演のパンフ [レヴュー]

手元にある、昭和3年1月の宝塚大劇場での宝塚少女歌劇(雪組生徒出演)公演のパンフ。
三本の出し物があるが、目玉は表紙イラストにもある岸田辰彌・作のレヴュウ「イタリアーナ」である。
やはり岸田の作で、前年に日本で初めてのレヴューとして上演された「モン・パリ ~吾が巴里よ!~」の続篇とのことだ。
「イタリアーナ」では、岸田がパリをはじめとする海外視察の経験をレヴュー化した「モン・パリ」と同様に、岸田自身がモデルの串田福太郎という人物が狂言回しとして登場する。
簡単に言えば、「モン・パリ」のイタリア篇ということだったのだろう。
のちに「パリゼット」「サルタンバンク」「花詩集」など宝塚レヴューの傑作を作る白井鐵造が、「モン・パリ」に引続き、振付補を担当している。
2018-03-23T15:55:46.jpg

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