【西条昇の演芸史研究】戦前の南地花月の明朗 吉本爆笑大会のプログラム [吉本]
手元にある、戦前の南地花月の明朗 吉本爆笑大会のプログラム。
月を型どって丸い穴が開いて、端のほうが雲のようになっている独特のデザインのプログラムが面白いな。
真ん中から折ると、丁度、丸い穴から「東京落語の大御所 桂文楽 待望の来演!」の文字が見える仕掛けになっている。
もともと明治期から法善寺の南側にあった金沢亭という寄席だったが、吉本に買収され、大正4年に南地花月と改称している。
昭和10年代の吉本直営の劇場の多くは、演芸と共にレビューや喜劇や剣劇などを上演していたが、南地花月は漫才や落語を中心とした従来の寄席の形式を続けていた。
この時の主な出演は、東京から来演の八代目・桂文楽をはじめ、二代目・桂春團治、光晴・夢若、ミヤコ蝶々と東敏夫の漫才、奇術(擬声漫談も行っていた)のアダチ龍光など。
月を型どって丸い穴が開いて、端のほうが雲のようになっている独特のデザインのプログラムが面白いな。
真ん中から折ると、丁度、丸い穴から「東京落語の大御所 桂文楽 待望の来演!」の文字が見える仕掛けになっている。
もともと明治期から法善寺の南側にあった金沢亭という寄席だったが、吉本に買収され、大正4年に南地花月と改称している。
昭和10年代の吉本直営の劇場の多くは、演芸と共にレビューや喜劇や剣劇などを上演していたが、南地花月は漫才や落語を中心とした従来の寄席の形式を続けていた。
この時の主な出演は、東京から来演の八代目・桂文楽をはじめ、二代目・桂春團治、光晴・夢若、ミヤコ蝶々と東敏夫の漫才、奇術(擬声漫談も行っていた)のアダチ龍光など。
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