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【西条昇のアイドル史研究】昭和43年の横浜のジャズ喫茶「プリンス」のパンフ [アイドル]

手元にある、昭和43年9月の横浜のジャズ喫茶「プリンス」のパンフ。
この時は丁度、GS(グループ・サウンズ)ブームがピークの状態にあった頃で、ライブ・スケジュールを見ると、連日、有名無名のGSが出演している。
主なところでは、鈴木ヒロミツのいたモップス、安岡力也のいたシャープ・ホークス、横浜が地元のザ・ゴールデン・カップス、寺内タケシとバニーズ、宮ユキオとジャガーズ(ザ・ジャガーズから宮ユキオが脱退して新たに結成したニュー・ジャガーズのことか?)、「小さなスナック」のパープルシャドウズ、そして、フォーリーブス。
メンバー全員が楽器を持たずに歌って踊るフォーリーブスは、当時、〈楽器を持たないGS〉と言われた。
デビュー曲の「オリビアの調べ」を聴くと、サウンドはモロにGS調である。
フォーリーブスと同じ日に出演しているハイソサエティーは、彼らのバックバンドであり、2年後にレコード・デビューしている。男闘呼組やTOKIOなどバンド形式のジャニーズ・グループの元祖と言えるだろう。
2018-03-11T08:44:26.jpg

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