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【西条昇の浅草エンタメ日記】浅草ロック座「ラルーナ」での叶咲ゆめについて [エンタメ]

先々週の月曜、ブラジルダンス仲間11人で浅草ロック座「ラルーナ」へ。
前半1stシーズンの「ラルーナ」も観ていたが、同じ振付けや演出でも演じる顔ぶれが変わると、また違う味わいがあるものでね。
今回の後半2ndシーズンで、とりわけ良かったのが、休養から約1年ぶりに復帰したという叶咲ゆめさんである。
オープニングの1景がゆめさんメインの景で、まず大きな月と蜘蛛の巣の映像が映しだされる。
蜘蛛の女王のイメージか、ボンテージ風衣装のゆめさんが、全身網タイツ姿の6人の踊り子を従えて、キビキビと踊ってみせる。
いわゆるダンスが上手いというより、ダンスを通しての自分の見せ方が上手く、一つ一つの動きがピタリピタリとキマり、観ていて小気味よく心地よい。
ソロの盆でも、目線の配り方や細やかな手足指の動きに神経が行き届いており、華のあるステージ姿で観客の心を引き込んでいく。
今年のビルボード・ミュージック・アワードでのマイケル・ジャクソンのホログラム・パフォーマンスの時の曲「Slave To The Rhythm」を同様のイメージの設定で鈴木ミントさんがメインで踊る7景では、舞台の左右の前面に置かれた2つの檻の中に、セクシー奴隷役のゆめさんと水沢美波さんが。
檻の上部に手足をかけて逆さまになったり、変形ポールダンスを披露する。
1景でのSっぽさとは真逆のMっぽさが良かったな。
6景ではメインの瀬能優さんと共に「くの一」姿でKAGEMUみたいにバックに映しだされた映像と動きがシンクロするパフォーマンスを演じ、エンディングではポカホンタス姿でMCを担当するなど、大サービスの活躍ぶり。
先週土曜の3回めと4回めのショーの合間に「ASK69(浅草ロック)選抜総選挙」と題したイベントが開催されるというので、またまたロック座へ。
これはマジな投票による総選挙ではなく、あくまでAKAの総選挙の設定を借りたコントみたいなものだったが、5周年を迎えた鈴木ミントさんに後輩のゆめさんがサプライズで感謝とお祝いの手紙を読むくだりが見せ場になっていた。
この日の3回めのショーでは、いつもの盆の正面の席ではなく、上手側の檻の真ん前の席で、ゆめさんの芸を堪能した。
昭和20年代半ば〜後半に園はるみ、ヒロセ元美、浪路笑、ハニー・ロイ、オッパイ小僧、清水田鶴子といったストリッパーたちを贔屓にした永井荷風に、叶咲ゆめのステージを見せたかったな。
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