【西条昇のストリップ史研究】東洋館の上手側の壁の〝謎の空中階段〟

今週月曜に浅草 東洋館(旧 浅草フランス座)にサヴァビアンショーのレヴュー公演を観に行った際、サヴァビアンの主宰者で昭和40年代後半に踊り子としてビートたけしさんと一緒にここフランス座の舞台に立っていた中島洋子さんに、上手側の壁の照明室(？)につながる〝謎の空中階段〟について「あの空中階段は当時からあったんですか？」と聞いてみた。
中島さん曰く「ありました」と。
今のライトの周りにある壁はなく、昔は檻になっていて、場内を立体的に使う演出のためのスペースになっていたとのこと。
昭和40年代後半のストリップと言えば、DX東寺の空中ゴンドラなど、空中を使った演出が流行っていた頃で、そうした見せ方の名残だったのかと納得できた。