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レツゴー長作さんの思い出 [お笑い]

「レツゴー三匹」のレツゴー長作さんが1日に亡くなられたとのこと。
70年代半ば、演芸番組でのレツゴー三匹の漫才で、脈絡もなく民謡を歌いだす長作さんが好きだった。
珍しいトリオ漫才という形式の中で、ツートップのレツゴー正児さんレツゴーじゅんの掛け合いの面白さを更に膨らませる役割を果たしていたと思う。
今から18年前、往年のお笑いスターが勢揃いする日テレのスペシャル番組の構成をした時に、長作さんにお会いしたことがある。
その番組でレツゴー三匹に出演交渉をしてもらうと、正児さんだけスケジュールが合わず、じゅんさんと長作さんは出演可能とのこと。
ならば、何人かのゲストのタレントさんに、あの「じゅんでーす」「長作でーす」「三波春夫でございます」の左右同時にじゅんさん長作さんから平手でパン!と突っ込まれる正児さんのポジションを体験してもらおうという企画を考えた。
当日、お二人の楽屋に打ち合わせに伺うと、お二人が僕の目を見て「かなり痛いですよ。女の子(のタレント)にやって大丈夫ですかねえ。弱くやったらオモロないしねえ」とおっしゃるので、「では、今、僕に一度やってみて頂けますか?」と言って、その場でお二人の同時突っ込みを体験させて頂いた。
想像以上に迫力があり、その衝撃に驚いた。
お二人のタイミングが抜群なのでシャレにならないほどの痛さでもなく、タレントの良いリアクションが引き出せるのではと本番でも力を弱めずにやって頂いたものだ。
じゅんさんは2014年に亡くなられており、あの時にお会いしたお二人とも亡くなられてしまったが、レツゴー三匹の漫才の面白さとじゅんさん長作さんの同時突っ込みの感触は一生忘れることはないだろう。
心よりご冥福をお祈り致します。
2018-02-04T23:29:28.jpg

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