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【西条昇の軽演劇コレクション】池袋フランス座のパンフレット [軽演劇]

昭和31年10月に、東洋興業にとって四つめの劇場として池袋東口の協和銀行の裏に開場したのが池袋フランス座であった。
僕の手元にある開場当初の池袋フランス座のパンフレットには、筆頭コメディアンとして萩本欽一の師匠である池信一の名前が載っている。
専属コメディアンの人数は、浅草ロック座や浅草フランス座や新宿フランス座に較べると、やや少なめになっていた。
池信一は昭和34年10月に同じ東洋興業が開場させた浅草東洋劇場に座長格として招かれ、新宿フランス座の筆頭格の石田暎二、浅草ロック座の若手エースだった東八郎とともに「丁稚トリオ」として活躍する。
東洋劇場時代に新人として池の弟子格となったのが萩本欽一である。
池が東洋劇場に移ってからの池袋フランス座には、元ナンセンストリオの前田隣や元ストレートコンビの橋達也などが在籍した。
池袋フランス座は昭和41年6月に閉館となるが、東洋興業初代社長の松倉宇七氏はその跡地に「キャバレー池袋フランス座」という名のキャバレーを作り、そのフロアショーに東洋興業所属の踊り子やコメディアンを使ったという。
その三年後にはキャバレー池袋フランス座もクローズしている。

現在、西条昇は、浅草フランス座、浅草ロック座、浅草東洋劇場、浅草公園劇場、浅草ロマンス劇場、浅草百万弗劇場、浅草国際セントラル、浅草小劇場(ショウ劇場)、浅草座、カジノ座、美人座、奥山劇場、大都劇場、スミダ劇場(ピカデリーショウ)、新宿フランス座(新宿ミュージックホール)、新宿セントラル、新宿ニュー内外ミュージック、新宿モダンアート、池袋フランス座、池袋文化劇場、池袋アウ゛ァン座(アバンギャルド)、池袋スカイ劇場、日劇小劇場、銀座コニーバーレスク、東劇バーレスクルーム、江東パリー座、五反田オデオン座、蒲田ミュージックホール、渋谷テアトルSS、渋谷道頓堀劇場、早稲田全線座、川崎セントラル、横浜セントラル、横浜新世界、名古屋の港座、納屋橋中央劇場、富士劇場、カイケイ座(開慶座)、銀映、名古屋ミュージックホール、岐阜セントラル、KBK劇場、真砂座、京都の京極小劇場、富貴、大宮劇場、伏見ミュージック、豊橋の東海劇場、大阪の道頓堀劇場(道劇ミュージック)、温泉劇場(温劇)、弥生座(PBショウ)、泉座、木川劇場、九条OS、ダイコーミュージック、千中ミュージック、尼崎の三和劇場、二光劇場、神戸の新開地劇場、寿座、金沢の立花劇場、岡山文化劇場、広島の廣栄座、徳島のSY松竹、下関の豊前座、熊本の文化劇場、福岡の川丈座(テアトル川丈)、柳橋劇場、西日本劇場などの幕間コントありのストリップ(バーレスク)ショーのパンフレット・チラシ・ポスターを集めています。
これらをお持ちの方いらっしゃっいましたら、ぜひ、適価でお譲り頂けたら幸いです。
コピーをとらせて頂くだけでも構いません。
このblogの左側のバーの西条昇のプロフィール欄に掲載されている西条事務所担当者のメルアドにご連絡下さい。

また、当時のショーに出演されていたコメディアン・女優・踊り子さん、ショー作者、振付師、劇場スタッフの方々のお話もぜひ、伺いたく存じます。
特に西条は、執筆調査のため、浅草の大都劇場やロック座やフランス座や東洋劇場に出演されていた、高杉由美さん、園はるみさん、伊吹まりさん、川口初子さん、津田紅子さん、柳登世さん、べテイ丸山さん、浪路笑さん、ヒロセ元美さん、千代笑子さん、奈良あけみさん、メリー松原さん、グレース松原さん、朝霧幾世(リリー丘)さん、エミー美山さん、一条ゆかり(摩耶ジュリ)さん、三冬マリさん、高原由紀さん、栗田照子さん、浅草待子さん、長谷川あけみさん、炎加世子さん、天津くるみさんといった方々にお話を伺いたく、その消息とご連絡先を探しています。ご存知の方いらっしゃっいましたら、ぜひ、よろしくお願いいたします。

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