アングラ・ブーム全盛の昭和42年にコメディアンの益田凡児(初代)によって設立された実験小劇場・新宿モダンアートのプログラム。
〈触覚派の穴ぐら〉と称し、アングラヌード、前衛劇、軽演劇、8ミリ映画、現代の素顔(秋山残酷ショウ)、ディスカッションなど盛り沢山の内容。毎週土曜のナイトショウは関西ヌード大挙来演。
新宿駅東口と二幸(現アルタ)周辺、都電新宿三丁目駅と劇場周辺を描いた地図的なイラストもアングラっぽくて好きだなあ。
同43年には天井桟敷が「新宿のユリシーズ」を上演し、同50年代半ばに川上譲治が様々な企画物ストリップを上演して話題を呼んだが、同62年に廃館となった。