【西条昇の黒澤映画研究】「羅生門」の主要キャストと黒澤明監督の写真

役の衣装とメイクで勢揃いした「羅生門」(1950)の主要キャストと黒澤明監督が収まった写真。
宣伝用写真か。
俳優たちは、それぞれ役のイメージを表現した表情とポーズをしているが、とりわけ三船敏郎の多襄丸と京マチ子の真砂の表情とポーズが良いね。
この映画の中では三船も京マチ子も、こんな表情は見せていなかったように思うが…。

【西条昇の日本映画史研究】スバル座での三船敏郎のドキュメンタリー映画のプレミアム上映会へ

今日は、日本テレビからドワンゴに移られた吉川圭三さんにお招き頂き、仙葉由季さんなど計5人でスバル座での「MIFUNE:THE LAST SAMURAI」プレミアム上映会へ。
上映後の吉川さんプロデュースによる映画評論家の町山智浩さんと時代劇・映画史研究家の春日太一さんのトークイベントは、今回の映画の三船敏郎=ラストサムライというテーマ以外の超マニアックな三船さんの映画俳優人生の分析に話が及び、物凄く楽しめた。
イベント終了後は5人で有楽町の居酒屋に移動し、生ビールを注文すると、店員さんが「アサヒ、キリン、サッポロ、サントリーの四週類のどれにされますか？」と言うので、僕の「ここは〝男は黙ってサッポロビール〟にしませんか？」の一言でサッポロに決まり、皆で三船さんに乾杯を。
映画監督の林海象さんとも、黒澤明監督や三船敏郎さんの話をたっぷりすることが出来て楽しかったな。

【西条昇の映画史研究】日米特撮映画の宇宙人美女対決

日米特撮映画の宇宙人美女対決。
「ガメラ対大悪獣ギロン」(1969)と「Planet of the Female Invaders」(1967)より。

【西条昇のエンタメ日記】ガーナでのハリウッド映画ポスター・シリーズの傑作

ガーナでのハリウッド映画ポスター・シリーズの傑作。
「007 私を愛したスパイ」。
ジェームズ・ボンド役のロジャー・ムーアと、のちにリンゴ・スターの夫人となったバーバラ・バックの顔は、これを描いた人にはこう見えるのか…。
何故か日テレ二人とも口元がお爺さんお婆さん…。

【西条昇のエンタメ日記】ガーナのハリウッド映画ポスター・シリーズ

ガーナのハリウッド映画ポスター・シリーズ。
「ドラゴン/ブルース・リー物語」？
これも好きだなあ。
何もかもが似ていない(笑)

【西条昇のエンタメ日記】ガーナでのハリウッド映画ポスター

ガーナでのハリウッド映画ポスター・シリーズ。
「ターミネーター２」と「エイリアン２」。
下手を通り越して、もはやアート的な味わいが。

【西条昇の昭和の女優史研究】松原智恵子の魅力とは

吉永小百合、和泉雅子と並ぶ日活三人娘の一人である松原智恵子は、笑顔よりも、憂いを含んだ瞳と表情が何とも魅力的だな

【西条昇の浅草演劇史研究】東映映画「ずべ公天使」と浅草東洋劇場での舞台版について

昭和35年3月公開の東映映画「ずべ公天使」のポスター。
昭和34年11月に浅草 東洋劇場(現在の浅草演芸ホール)のこけら落とし公演で上演された同名作品の映画化で、原作は東洋興業文芸部の高崎三郎と緑川士郎(萩本欽一を東洋劇場に紹介した人)。
映画版で高倉健が演じるインテリヤクザの岸田役、柳永二郎が演じる黒雲会会長の黒川役を、舞台版ではそれぞれ北川国彦、石田暎二が演じていた。
石田暎二は僕が小学生時代から大好きな喜劇役者だった。
舞台版に出演して注目を浴びた炎加世子は映画版にも顔を出している。
舞台版に出演されていたナンセンスの原田健二さんに、今度、当時のことをお聞きしてみたいものだ。

【西条昇の娯楽映画史研究】日活三人娘

和泉雅子、吉永小百合、松原智恵子の日活三人娘。
現在は吉永小百合が飛び抜けて大女優との評価を得ているが、昭和40年前後は三人それぞれ日活の青春物を中心に鎬を削っていた。
この写真では何故か小百合ちゃんは前髪パッツンだが。

【西条昇の娯楽映画史研究】アメリカ映画「キャット・ピープルの呪い」

1944年のRKOラジオ製作「The Curse of the Cat People」のポスター。
このデザイン、味があって良いねえ。
邦題は「キャット・ピープルの呪い」で、1942年の「キャット・ピープル」の続篇である。
日本の〝化け猫〟映画と比べてみるのも面白いだろう。