【西条昇の軽演劇史研究】86歳のストリップ界の振付師・小山雄二郎さんにお会いしました

昨日10/29は、平成ストリップの踊り子として活躍された有賀美雪さんのご紹介で、1980年代に浅草ロック座の振付を担当されていた今年86歳の小山雄二郎さんにお会いしました。
浅草のカジノ・フォーリーや森川信との大阪・彌生座でのピエル・ボーイズなどのレヴュー劇団の役者兼ダンサーであり戦後ストリップの振付師としても有名な〝凡ちゃん先生〟こと村田凡二郎（本名・小山正雄）を父に持つ小山先生から、茶川一郎や鶴見博や三浦策郎が出ていた新宿フランス座の照明係時代、役者・コメディアンとして出演した横浜セントラル劇場時代（芸名は村田勇二。野末陳平が文芸部に在籍）、浅草フランス座時代（芸名は村田雄二。同期が東八郎で、佐山俊二、谷幹一、長門勇、石田英二、池信一と共演）、常盤座での浅草松竹ミュージカルス時代（芸名は村田雄二郎。森川信、清水金一、佐山俊二と共演）、ダンサーとして出演したレストランシアターの赤坂ミカド時代（小山雄二郎名義）、西野バレエ団時代（金井克子や由美かおると共演）、ラスベガスでのラウンジ・ショー時代、日劇ミュージックホールや浅草ロック座の振付師時代のお話をたっぷりと伺うことができました。

【西条昇メディア掲載情報】週刊大衆の財津一郎さんについての記事にコメント掲載

「週刊大衆」11/13号の〈追悼 財津一郎　日本の喜劇人爆笑伝説〉と題した記事に、私、西条昇による、先日亡くなられた財津一郎さんの喜劇人としての足跡についてのコメントが掲載されました。

【西条昇メディア掲載情報】毎日新聞の犬塚弘さんについての記事にコメント掲載

クレージーキャッツの犬塚弘さんが亡くなられたことを報じた毎日新聞の〈犬塚弘さん死去 94歳 「クレージーキャッツ」のメンバー全員他界〉と題した記事に、私、西条昇の以下のコメントが掲載されました。
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　西条昇・江戸川大教授（大衆芸能論）の話　長い手足を大きく動かして踊る姿がユーモラスで、バンドではひときわ目立つ存在だった。クレージーキャッツの笑いは上品でしゃれっ気があり、当時同じ事務所だった後輩のザ・ドリフターズにも大きな影響を与えた。１９６０年代に、テレビの笑いの王者として一時代を築いたバンドのメンバー全員が亡くなり、とても寂しい。

https://mainichi.jp/articles/20231027/k00/00m/040/085000c

クレージーキャッツの犬塚弘さんのご冥福をお祈りいたします

クレージーキャッツの犬塚弘さんが94歳で亡くなられたとのことで、今、コメント取材を受けました。
長い手足を振り回してツイストを踊り、縦に落差をつけた手拍子を打ってみせる犬塚さんの姿が、隣りの小柄な桜井センリさんのチョコマカした動きと対称的で今も目に浮かぶようです。
時代劇コントでも、あえて袖丈の短い着物を着て手足の長さを強調されており、山田洋次監督もそうした犬塚さんの動きの面白さを引き出されていました。
1960年代にTVに映画に笑いの王者だったクレージーキャッツがいたからこそ、同じコミックバンドの後輩にあたるザ・ドリフターズがバトンを引継ぐ形で70年代の笑いの頂点に立つことが出来たと思います。
物心ついた頃から犬塚さんのオシャレな笑いに親しんでいた一人として、心よりご冥福をお祈りいたします。

【西条昇のエンタメ日記】新宿ケントスで尾藤イサオさん鈴木ヤスシさん田代みどりさんのライブを

今日は夕方から、尾藤イサオさん、鈴木ヤスシさん、田代みどりさんによる新宿ケントスでの「オールディーズカーニバル60's」へ。
尾藤イサオさんは、「悲しき願い」「ハートブレイクホテル」「監獄ロック」など、今年80歳になられたとは思えぬパワフルでダイナミックなステージを。
鈴木ヤスシさんの「ジェニ・ジェニ」「ダニーボーイ」「OHキャロル」、田代みどりさん（キュートなエクボと歌声は健在）の「パイナップルプリンセス」「ビキニスタイルのお嬢さん」「ベビーフェイス」、山下敬二郎さんの最後の奥様で前歌＆コーラスを担当された山下直子さんを交えた全員での「ダイアナ」「ラブミーテンダー」など、踊りだしたくなるような懐かしい曲が盛り沢山。
かつて彼らが出演していた60年代のジャズ喫茶にタイムスリップした気分になれた。
帰りは新宿東口近くの桂花ラーメンで太肉麺を。

【西条昇のエンタメ日記】歌舞伎座で山田洋次監督の脚本・演出『文七元結物語』を

今日は昼から歌舞伎座で、山田洋次監督の脚本・演出による『文七元結物語』（中村獅童、寺島しのぶ、坂東彌十郎ほか）と『天竺徳兵衛韓噺』（尾上松緑ほか）を観て来ました。

今年90歳の喜劇作家・滝大作さんにお会いして来ました！

今日は、5月から高崎市にいらっしゃる喜劇作家の滝大作さんにお会いしてきました。
かつて「お笑いオンステージ」や「コメディーお江戸でござる」などを手掛けられた滝さんは今年で90歳。
貴重な軽演劇のお話をたっぷり伺うことが出来ました。

【西条昇メディア掲載情報】東京新聞連載「お笑い芸人 今昔ものがたり」タモリ編2回目が掲載

昨日10/4（水）東京新聞朝刊に、私、西条昇が昨年4月から連載している「芸人 今昔ものがたり」タモリ編の2回目〈赤塚不二夫の導きで〉が掲載されました。

＜芸人 今昔ものがたり 西条昇＞タモリ編（2）　赤塚不二夫の導きで：東京新聞 TOKYO
https://www.tokyo-np.co.jp/article/281519?s=09

【西条昇メディア掲載情報】共同通信社海外部のジャニーズについての英語版記事にコメント掲載

共同通信社海外部によるkyodonews.netのジャニーズ事務所の置かれた状況についての英語版記事に、私、西条昇のコメントが掲載されました。

https://english.kyodonews.net/news/2023/10/b7e47e1d9304-focus-johnnys-abuse-scandal-giving-fresh-japanese-talent-a-chance-to-shine.html

【西条昇メディア掲載情報】朝日新聞デジタルのジャニーズ社名変更問題についての記事にコメント掲載

朝日新聞デジタルの〈ジャニーズ社名は「SMILE-UP.」に　変更求める包囲網の末に〉との記事に、前回の記者会見時にジャニーズ事務所の社名変更を決断できなかった理由についての私、西条昇のコメントが掲載されました。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASRB24RGTR9FUCVL03W.html?iref=sp_ss_date_article