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【西条昇の浅草軽演劇史コレクション】浅草東洋劇場と浅草フランス座の開場記念パンフより [軽演劇]

2021-09-18T14:04:44.jpg2021-09-18T14:04:44.jpg2021-09-18T14:04:44.jpg2021-09-18T14:04:44.jpg昭和34年の浅草東洋劇場(現・浅草演芸ホール)と浅草フランス座(現・東洋館)の開場記念パンフレット。
それまで一~三階にあったストリップのフランス座を四・五階に移し、一~三階に軽演劇がメインの東洋劇場を開場した時の物だ。
翌35年になって高校を卒業したばかりの萩本欽一が東洋劇場の研究生となり、その後、安藤ロールと名乗っていた坂上二郎がフランス座に入っている。
東洋劇場の場内平面図を見ると、ステージ中央が廻り舞台になっていたのが分かる。
旧・フランス座の進行係だった井上ひさしによれば、大道具主任で芸事に関して目利きと言われた〝トンカチの親方〟という人物が居たとのことだが、ステージ上手側の大道具控室というのが親方が将棋を指しながら茶を啜っていた場所だろうか。
新しいフランス座は、東洋劇場に比べてステージが狭いかわりに、客席中央まで〝出べそ〟と言われる花道が作られていた。

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