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【西条昇の浅草イベント報告】「浅草芸能まちめぐり」無事開催 [浅草六区]

2021-06-29T08:40:15.jpg2021-06-29T08:40:15.jpg2021-06-29T08:40:15.jpg2021-06-29T08:40:15.jpg2021-06-29T08:40:15.jpg2021-06-29T08:40:15.jpg2021-06-29T08:40:15.jpg2021-06-29T08:40:15.jpg2021-06-29T08:40:15.jpg2021-06-29T08:40:15.jpg一昨日の6/27(日)には、緊急事態宣言により延期されていた、たいとう再発見スタンプラリー対象講座「浅草芸能まちめぐり」が、心配された雨も降らず、無事に開催されました。
午前10時から千束社会教育館で、その日に回るコースに関連した浅草芸能史のミニ講義を行ってから六区に向かい、凌雲閣跡~国際劇場跡~花やしき~喜劇人の碑・五九郎碑・映画弁士塚~カジノフォーリー跡、木馬館・木馬亭前~六区通り~ロック座前~演芸ホール・東洋館前~電気館・富士館・常盤座・金龍館・松竹演芸場・日本館などの劇場跡を解説して周りました。

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【西条昇の浅草文学研究】川端康成「浅草紅團」、添田唖蝉坊「浅草底流記」、サトウハチロー「浅草」 [浅草六区]

2021-06-20T15:21:31.jpg2021-06-20T15:21:31.jpg2021-06-20T15:21:31.jpg2021-06-20T15:21:31.jpg2021-06-20T15:21:31.jpg2021-06-20T15:21:31.jpg2021-06-20T15:21:31.jpg2021-06-20T15:21:31.jpg2021-06-20T15:21:31.jpg昭和初期の浅草の流行や風俗が手に取るように分かる三冊。
昭和5年発行の川端康成「浅草紅團」、同5年発行の添田唖蝉坊「浅草底流記」、同7年発行のサトウハチロー「浅草」。
昭和4年12月から朝日新聞で連載された川端の「浅草紅團」では、同年に水族館二階の演芸場で旗揚げされたものの客入りの悪かったレヴュー団「カジノ・フォーリー」の舞台の様子が活写され、これを読んだ人々がカジノに押し寄せるという現象が起きている。
「ラッパ節」「ストライキ節」「ノンキ節」などで知られる演歌師の添田唖蝉坊の「浅草底流記」は、カジノや花屋敷、木馬館、六区の劇場、食い物屋、私娼窟、ポン引き、大道芸人、香具師などを描いたルポルタージュであり、冒頭の文章は「浅草紅團」に引用されている。
詩人であるサトウハチローの「浅草」は、カジノに通いつめて作品を提供し、やがてエノケンと「新カジノ・フォーリー」を立ち上げるまでの経緯が「カジノフオリー裸史」の章で述べられる。〈ひねった話しのコンニャクを前へもどさう。ブルリン〉といったハチロー独特の文体も心地好い。

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【西条昇の70年代・80年代アイドル研究】スクールメイツピープル「でもね」 [80年代アイドル]

2021-06-19T18:20:33.jpg2021-06-19T18:20:33.jpg渡辺プロダクションの渡辺美佐氏の肝煎りで1963年に東京音楽学院が発足し、その生徒たちの中から選ばれたメンバーにより1964年に「スクールメイツ」が結成された。
以来、布施明、森進一、平山三紀、野口五郎、キャンディーズ、太田裕美、高橋真梨子、あいざき進也らを輩出する一方、スター歌手のバックダンサーとしても活躍。
とりわけ「ドリフ大爆笑」のオープニングとエンディングで、女子メンバーがドリフを囲み、ポンポンを持って白いテニスウェアで踊る姿は多くの人の脳裏に焼き付いているのではないか。
そのスクールメイツの中から選抜された渡辺慶子、橘靖子、仁科秀子、福井香代、山中恵、若木智子、小林真由美、山際幸代により1980年3月に「飛びだせ!ザラマンダー」でデビューしたユニットが「スクールメイツピープル」である。
彼女たちの二枚めのシングル「でもね」(1981年8月)をABCテレビ「THE ビッグ!」にゲスト出演した際に歌い踊っている動画を見つけた。
センターでメインボーカルのコのパンチの効いた歌い方も、メイ缶子の作詞作曲による曲も、ダンス・パフォーマンスも、B級感はあるものの、かなり好きだな。
アフロヘア時代の笑福亭鶴瓶との歌前トークも楽しめる。

https://youtu.be/nnMCPlfx4t8

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【西条昇の喜劇史コレクション】昭和40年代前半のコメディアンのトランプ [お笑い]

2021-06-19T14:26:58.jpg2021-06-19T14:26:58.jpg2021-06-19T14:26:58.jpg2021-06-19T14:26:58.jpg昭和40年代前半の演芸人・コメディアンのトランプ。
コント55号、ドリフターズ、トリオ・スカイライン、晴乃チック・タック、大村崑、藤田まこと・白木みのる、なべおさみ、東京ぼん太。

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【西条昇のエンタメ日記】コロナで公演終了したラスベガス「クレイジーガールズ」お尻像が撤去 [エンタメ]

2021-06-18T09:36:15.jpg2021-06-18T09:36:15.jpg2021-06-18T09:36:15.jpg2021-06-18T09:36:15.jpg僕も触ったことのある、ラスベガスのトップレスレヴュー「クレイジーガールズ」のブロンズのお尻像が今月15日の火曜午前8時頃にプラネットハリウッド前から撤去されたとのこと。
僕が見た頃のクレイジーガールズはリビエラカジノで公演していたが、2015年にカジノが閉鎖するとプラネットハリウッドへ移転。コロナの影響により公演が終了した。何とも残念。あのお尻像は何処へ…。

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【西条昇の浅草喜劇史研究】東八郎や萩本欽一と同時期に東洋劇場に出演された城東健さんに当時のコントのお話を [軽演劇]

今日は、昼12時半に、かつて城東健の芸名で東八郎や萩本欽一と同時期に浅草・東洋劇場で活躍し、現在は千束通りのラーメン店「コント」と化粧品会社を経営されている南出昭夫さんと木馬亭で合流。喫茶店「ブロンディ」に移動して二時間近くお話を伺うことが出来た。
ビートたけしの師匠として知られる深見千三郎が浅草ロック座時代に得意とし、深見の許可を得て東洋劇場で演じた「監督のコント」、東洋劇場時代の東の十八番だったコント「アクト講座」、深見と東が演じたコント「犯人違い」の話や、のちの泉ワ輔と組んだ「コント088」時代の話などを。
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【西条昇メディア監修情報】80年代アイドル企画の監修を担当したテレ朝「博士ちゃん」が先週土曜に放送 [メディア]

2021-06-15T10:50:55.jpg2021-06-15T10:50:55.jpg私、西条昇が中森明菜や小泉今日子ら80年代アイドルの伝説的パフォーマンスについてのコーナーの監修を担当したテレビ朝日「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」が6月12日(土)に放送されました。

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【西条昇メディア掲載情報】コメント掲載された「女性自身」の記事がWebで配信 [メディア]

私、西条昇の解説コメントが掲載された「女性自身」6月22・29日合併号のバラエティー番組の新潮流に関する記事が、女性自身のWebニュースでも配信されました。
https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1989217/?rf=2
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【西条昇の喜劇史研究】澤田隆治さんと知り合う直前に常盤座で見た花王名人劇場の忠臣蔵コメディの公開収録 [軽演劇]

2021-06-11T21:55:25.jpg2021-06-11T21:55:25.jpg2021-06-11T21:55:25.jpg澤田隆治さんの企画・演出により、1988年11月20日に浅草・常盤座で公開収録された「花王名人劇場」の「爆笑コメディ 大忠臣蔵」の回のパンフ。
澤田さんらしく、大石内蔵助役の芦屋雁之助、吉良上野介役の由利徹、浅野内匠頭役の横山やすしの他、芦屋小雁、芦屋雁平、関敬六、石田英二、チャンバラトリオ、間寛平、ザ・ぼんち おさむ、宮川大助・花子、橋達也、はな太郎という東西の喜劇人に加えて、三波春夫が長編歌謡浪曲 俵星玄蕃をたっぷりと披露するという豪華キャスト。
当時24歳で「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の構成作家になっていたが、まだ澤田さんとは知り合う前だった僕は、常盤座の二階席からワクワクしながら舞台を見つめていた。
節劇 神崎東下りの場では芦屋三兄弟が息の合ったところを見せ、浪曲師役の雁之助が神崎役の宮川大助に、手で〝いろは〟の字を空中に描きながら踊っているようにすれば動きの形がバシッと決まるんだと、お手本を見せる場面が最高だった。
由利徹の十八番である外伝・山崎街道では、かつて亡き佐山俊二が演じた与市兵衛役に僕が大好きだった石田英二、最後の最後に立ち上がって動く地蔵役にはな太郎という配役で、思えば、石田・はなのお二人ともこの時が僕にとっては最後にそのお姿を見た舞台となった。
12月の放送を楽しみにしていたところ、11月下旬に長男の傷害事件で横山やすしが謹慎となり、放送延期に。翌年3月に復帰するも4月には本人の酒気帯び運転による人身事故で吉本の専属契約解除となる。
その数ヶ月後、浅野内匠頭役を月亭八方が代わって演じ、一部が常盤座で録り直された。
その間、僕は澤田さんに手紙に企画案とコント台本を添えてお送りしたことから「花王名人劇場」の脚本と構成の仕事を二本させていただくことになり、打ち合わせも兼ねてリハーサル中の常盤座を訪れ、コメディを演出する澤田さんの様子を初めて間近で眺めたものだ。

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【西条昇メディア出演情報】コメント出演したNHK〝コロナ禍のストリップ劇場〟特集がWebで期間限定配信 [エンタメ]

6/10(木)18:30~NHK北九州放送局「ニュースブリッジ北九州」の特集「コロナ禍のストリップ劇場」に、私、西条昇がリモート出演し、昨年に閉館を発表したもののファンの声に応えて存続が決まった北九州市の「A級小倉劇場」について、その背景と、大衆芸能としてのストリップの歴史と位置付けについて解説しました。
その特集が1週間限定でWebで公開されています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20210610/5020008812.html
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