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【西条昇メンコレクション】澤田隆治さんを偲んで 「てなもんや三度笠」の角面子③ [めんこ]

2021-05-22T22:19:21.jpg澤田隆治さんを偲んで。
脚本・香川登志緒さんとの名コンビによるディレクターとしての澤田さんの代表作「てなもんや三度笠」(1962.5~68.3 ABC)の角面子。
藤田まことのあんかけの時次郎、白木みのるの珍念に中仙道編のレギュラーだった駒形茂兵衛ならぬ駒下駄茂兵衛役の香山武彦。
美空ひばりの実弟である香山は、桁外れの大食らいのために相撲部屋を破門された取的という役どころで注目を集め、ノッポの藤田、チビの白木、デブの香山のキャラで「てなもんやトリオ」と言われ、番組中に「♪知恵は珍念、力は茂兵衛、顔の長いは時次郎」と良く歌われていた。
澤田さんとしてはその後も香山を使っていくつもりだったが、人気が出たところで香山を番組から卒業させて美空ひばり公演の舞台に出していきたいとのひばりの母・加藤喜美枝の考えを当時のひばり・香山が所属する神戸芸能社社長の田岡一雄・山口組三代目組長が澤田さんに伝えに来たのだそうだ。

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【西条昇イベント情報】6月20日の「浅草芸能まちめぐり」が東京新聞したまち版の記事に掲載 [浅草六区]

2021-05-22T16:00:53.jpg本日5/22(土)の東京新聞のしたまち版の記事で、6月20日(日)午前10時~午後1時半まで私、西条昇が講師・案内人を務める「浅草芸能まちめぐり」についてご紹介いただきました。
千束社会教育館の会議室で浅草芸能資料を駆使したコース予習的なミニ講義(40分程度)の後、六区を中心に様々な劇場跡を巡ります。
対象:16歳以上の方。台東区在住・在勤以外の方も参加できます。参加費500円。定員16名(先着順)。参加ご希望の方は台東区立千束社会教育館 TEL03-3874-5450までお電話を。

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【西条昇の浅草喜劇史コレクション】澤田隆治さんが下さった「浅草喜劇祭」の台本③ [軽演劇]

2021-05-22T14:46:54.jpg澤田隆治さんの企画、東阪企画と東京12チャンネルの制作で1977年6月の「日曜ビッグスペシャル」枠で放送された「第一回 浅草喜劇祭」台本より。
コント「不審尋問」。労務者風の男・由利徹、海野かつを、警官・南利明、恋人を待つ美女・夏目雅子。
題名は「不審尋問」となっているが、浅草三大コントの一つ「仁丹」である。
収録場所は改築前の浅草ロック座であり、あの夏目雅子が、あのロック座の舞台に立っていたことになる。

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【西条昇の浅草喜劇史コレクション】澤田隆治さんが下さった「浅草喜劇祭」の台本② [軽演劇]

2021-05-22T13:03:00.jpg2021-05-22T13:03:00.jpg澤田隆治さんの企画、東阪企画と東京12チャンネルの制作で1977年6月の「日曜ビッグスペシャル」枠で放送された「第一回 浅草喜劇祭」台本の出演者一覧表。
伴淳三郎、坊屋三郎、由利徹をはじめ錚々たる浅草喜劇人たちの名がズラリと並ぶ中で、女優の夏目雅子さん、JJS(ジャニーズジュニアスペシャル)やジャニーズ少年隊も出演させているところが、いかにも澤田さんらしい。
ビートたけしの師匠である深見千三郎も芸友理事長として出演し、東八郎と共に披露したコントが絶品であった。

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【西条昇の浅草喜劇史コレクション】澤田隆治さんが下さった「浅草喜劇祭」の台本 [喜劇]

2021-05-22T12:14:59.jpg澤田隆治さんを偲んで。
澤田さんの企画、東京12チャンネルと東阪企画の制作、日本喜劇人協会・主催、台東区の後援で、1977年6月から78年3月にかけて「日曜ビッグスペシャル」枠で三回放送された「浅草喜劇祭」の台本。
浅草ロック座や浅草松竹演芸場などで収録され、中学一年だった僕は収録を観に行っていたという話をのちに澤田さんにしたら、台本を下さった。
浅草の喜劇やコントの内容を具体的に知ることのできる貴重な資料と言えるだろう。

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【西条昇メンコレクション】澤田隆治さんを偲んで 「てなもんや三度笠」の角面子② [めんこ]

2021-05-20T21:58:51.jpg澤田隆治さんを偲んで。
脚本・香川登志緒さんとの名コンビによるディレクターとしての澤田さんの代表作「てなもんや三度笠」(1962.5~68.3 ABC)の角面子。
藤田まことのあんかけの時次郎、白木みのるの珍念に番組開始当初の東海道編のレギュラーだった目明かしの三平役が吉本新喜劇の平参平。
足カックンのギャグがウケて「三平」と書かれた面子も作られるほど大人気に。
人気絶頂時に「番組の人気があるのはワシが出てるからや」といったニュアンスのコメントが新聞記事に載る舌禍騒動があり、番組から消える。この騒動さえ起こさなければ、全国区のコメディアンとして長く活躍した可能性もあった筈で、つくづく惜しまれる。

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【西条昇メディア掲載情報】毎日新聞のWebニュースでの澤田隆治さんの追悼記事にコメント掲載 [メディア]

毎日新聞のWebニュースで配信された笑芸プロデューサーの澤田隆治さんの追悼記事「漫才ブームを作り上げた“視聴率男” 澤田隆治さんをしのぶ」に、私、西条昇のコメントが掲載されました。

以下、コメントです。
>元放送作家の西条昇・江戸川大学教授(芸術学)は「数多くの番組に声をかけていただいた。午前7時に電話をかけてきて台本について指示をするなど、仕事にはとてもシビアでタフな人。でも、気質がお笑いのマニア同志で通じるところがあり、普段はフランクに話せる方。毎月のように電話で話をしていて、2月にも関西の番組の懐かしい番組の話を2時間以上もしたばかり。大学で教えるようになったのも澤田さんがお誘いくださったのがきっかけでした」と振り返る。

漫才ブームを作り上げた“視聴率男” 澤田隆治さんをしのぶ | 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20210520/k00/00m/200/111000c
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【西条昇イベント情報】6月20日(日)午前10時~午後1時半に「浅草芸能まちめぐり」開催 [浅草六区]

2021-05-20T07:51:12.png6月20日(日)午前10時~午後1時半まで私、西条昇が講師・案内人を務める、たいとう再発見スタンプラリー対象講座「浅草芸能まちめぐり」が開催されます。
千束社会教育館の会議室で浅草芸能資料を駆使したコース予習的なミニ講義(40分程度)の後、六区を中心に様々な劇場跡を巡ります。
対象:16歳以上の方。台東区在住・在勤以外の方も参加できます。参加費500円。定員16名(先着順)。本日5月20日(木)より電話にて申込み受付開始。参加ご希望の方は台東区立千束社会教育館 TEL03-3874-5450までお電話を。

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【西条昇メンコレクション】澤田隆治さんを偲んで 「てなもんや三度笠」の角面子と丸面子 [めんこ]

2021-05-19T13:30:57.jpg2021-05-19T13:30:57.jpg2021-05-19T13:30:57.jpg2021-05-19T13:30:57.jpg2021-05-19T13:30:57.jpg澤田隆治さんを偲んで。
脚本・香川登志緒さんとの名コンビによるディレクターとしての澤田さんの代表作「てなもんや三度笠」(1962.5~68.3 ABC)の角面子と丸面子。
藤田まことのあんかけの時次郎に白木みのるの珍念。
面子の種類の多さからも子どもたちの間での当時の人気が偲ばれる。
澤田さん、香川さん、藤田さん、白木さんから、それぞれ当時のお話を直接お聞きすることが出来たのは、喜劇好きとして冥利に尽きるというものだ。

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【西条昇メンコレクション】澤田隆治さんを偲んで 「スチャラカ社員」の角面子 [めんこ]

2021-05-18T10:43:02.jpg澤田隆治さんを偲んで。
脚本・香川登志緒さんとの名コンビによる澤田さんのディレクターとしての出世作「スチャラカ社員」(1961.4~67.4 ABC)の角面子。
海山物産社長にミヤコ蝶々、支店長に横山エンタツ、課長に長門勇、社員に中田ダイマル・ラケット、藤田まこと、川上のぼる、人見きよし、笑福亭松之助、少年給士に白木みのる、事務員の初代が長谷百合、二代目が藤純子、四代目がのちの西川ヘレン。
この番組から藤田の「はせくぅ~ん」、人見の「ホント!?ちぃ~とも知らなかったわあ」、長門の「おえりゃあせんのう」など、多くの流行語が生まれた。
澤田さん曰く「番組が終わる時、ダイマル先生が泣いてました。(TVにおける)自分の時代が終わるというのがあったんとちゃいますかねえ」。

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