【西条昇の浅草芸能史コレクション】昭和4年の浅草劇場のパンフ

手元にある、浅草オペラ館が浅草劇場と改称していた昭和４年（1929）７月のパンフ。
松竹ニュースとの表記があるように、当時は松竹の傘下にあった。
この週は、林長二郎「切られ輿三」、栗島すみ子「浮世小路」の上映の他に、松竹ヂャズバンド演奏による「レヴュー」舞踊と独唱の実演が行われた。
昭和４年７月と言えば、丁度、浅草水族館の２階の演芸場でレヴューを売り物にした第一次「カジノ・フオーリー」が旗揚げされた月である。

【西条昇の日劇ミュージックホール史研究】ミュージックホール楽屋で小浜奈々子を見つめる谷崎潤一郎

1962年に日劇ミュージックのトップダンサーだった小浜奈々子の楽屋で、イヤリングを直す小浜さんを鏡越しに見つめる谷崎潤一郎。
右の写真は、小浜さんの手をフェチ視線で見つめる谷崎。
これらの写真は神奈川近代文学館の谷崎潤一郎展で展示され、僕は小浜さんと一緒に観に行った。

【西条昇の日劇ミュージックホール史コレクション】谷崎潤一郎原案公演の出演時の春川ますみのパンフ写真

手元にある、昭和34年3月の日劇ミュージックホールでの谷崎潤一郎 原案「グラン・ヌー・フォリーズ 白日夢」の公演パンフの春川ますみさんの写真。
谷崎が大のお気に入りだったというのも納得の可愛さだな。

【西条昇の日劇ミュージックホール史コレクション】トップスター当時の小浜奈々子さんのパンフ写真

小浜奈々子さんの日劇ミュージックホールのトップスター時代のパンフの写真。
このゴージャスでチャーミングな姿は最高だな。
日本にもパリのムーランルージュやリドに匹敵する大人のエンターテイメントの劇場が存在したということが良く分かる写真ではないか。

【西条昇の日劇ミュージックホール史コレクション】日劇ミュージックホールの谷崎潤一郎 原案「白日夢」公演パンフ

手元にある、昭和34年3月の日劇ミュージックホールでの谷崎潤一郎 原案「グラン・ヌー・フォリーズ 白日夢」の公演パンフ。
谷崎のコメントも掲載されている。
谷崎のお気に入りの踊り子だった春川ますみは、この公演を最後に映画女優に転身している。