【西条昇の1970年代アイドル史研究】ピンク・レディーと振付の土居甫先生
ピンク・レディーの2人と、その大ヒット曲の数々の振付を担当された土居甫さん。
土居先生の振付が無ければ、ピンク・レディーはあれほどブレイクしたかどうか。
のちに僕が構成作家として土居先生とお仕事をご一緒させて頂き、直接ご本人から伺ったところによると、『UFO』の頭の後ろから右手をパッと出す有名なポーズは、スティーブン・スピルバーグ監督の『未知との遭遇』のクライマックスでの山の向こうから巨大なUFOが眩いばかりの光と共にバッと姿を現すシーンをイメージして振付けたとか。つまり、2人の頭を山、右手をUFOの光に見立てたわけだ。
『未知との遭遇』の全米公開が1977年11月、『UFO』の発売が同年12月…。如何に新鮮なアイディアを取り入れていたかが分かる。
また、デビュー曲『ペッパー警部』での2人が股を開くような振付は、映画『ピンクパンサー』のクルーゾー警部が犯人を追いかけている姿をイメージしたのだそうだ。
さすが、天才。一つ一つの振付にちゃんと理由や理屈があるのだ。
土居先生の振付が無ければ、ピンク・レディーはあれほどブレイクしたかどうか。
のちに僕が構成作家として土居先生とお仕事をご一緒させて頂き、直接ご本人から伺ったところによると、『UFO』の頭の後ろから右手をパッと出す有名なポーズは、スティーブン・スピルバーグ監督の『未知との遭遇』のクライマックスでの山の向こうから巨大なUFOが眩いばかりの光と共にバッと姿を現すシーンをイメージして振付けたとか。つまり、2人の頭を山、右手をUFOの光に見立てたわけだ。
『未知との遭遇』の全米公開が1977年11月、『UFO』の発売が同年12月…。如何に新鮮なアイディアを取り入れていたかが分かる。
また、デビュー曲『ペッパー警部』での2人が股を開くような振付は、映画『ピンクパンサー』のクルーゾー警部が犯人を追いかけている姿をイメージしたのだそうだ。
さすが、天才。一つ一つの振付にちゃんと理由や理屈があるのだ。
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