昭和こいる師匠のご冥福をお祈り致します [お笑い]
私が2008年に漫才協会・主催の「漫才大会」の構成をさせて頂いた時の昭和のいる・こいる、あした順子・ひろし、おぼん・こぼん、青空球児・好児の〈東京漫才四天王〉の受け方たるや、凄まじいものがありました。 1976年に、こいる師が何の曲を歌っても「へーへーホーホー」になってしまう漫才を武器にツービートを抑えてNHK漫才コンクール最優秀賞を受賞した時の場内の受け方はダントツでした。それから四半世紀近くたった頃に、のいる師が何を言っても「そんなもんだ、そんなもんだ」「しょうがない、しょうがない」と軽い口調で受け流してしまう漫才で再ブレイク。というか、世間にお二人の漫才が広く認知されたのはこの時が初めてだったかもしれません。年輪が加わって、何とも言えぬ味のある漫才でした。 のいる師が舞台を退かれてからもピン高座の漫談で活躍されていただけに、残念でなりません。心よりご冥福をお祈り致します。
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