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【西条昇の上方喜劇史コレクション】大正期の名古屋・中央劇場での喜劇 楽々會による検閲済み喜劇脚本四冊

2019-01-24T21:36:47.jpg2019-01-24T21:36:47.jpg2019-01-24T21:36:47.jpg手元にある、 大正期の名古屋・中央劇場(岡崎商会興行部)での「喜劇 楽々會」による検閲済み喜劇脚本「百円札」「埋れ木」「つむじ曲り」「縁談」。
このうち「百円札」と「つむじ曲り」は大正12年(1923)の物だ。
日本の喜劇の一座は明治37年に旗揚げされた曽我廼家兄弟劇に始まり、曽我廼家系以外では楽天會、飄々會、喜楽會、志賀廼家淡海劇などがこの時期に人気を呼んでいたが、楽々會は極めて資料が少ないため、詳細が分かっていない。
大正3年(1914)正月の山陽新報に広島・大黒座〝常設喜劇楽々會一行〟との記述があり、同じ一座とすれば十年前後は続いていたようだ。

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