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【西条昇のストリップ史コレクション】昭和28年の日本観光新聞のストリップ評「今週のかぶりつき」

2019-01-15T12:15:03.jpg手元にある、昭和28年(1953)3月20日の日本観光新聞の「今週のかぶきつき」欄での東劇バーレスクルーム公演評「狂人が狂女へ あらぬ振舞に」。
当時の内外タイムスのストリップ評は、僕もお話を伺ったことのある橋本与志夫さんが書かれていたが、日本観光新聞ではどなたが書いていたのかな。
〈観客もほとんど銀座マンのためか、浅草のような客との応酬もなく女の観客もチラリホラリ〉〈ここのコメディアンでは、水原欣一と森肇が傑作で中でも水原は小柄だが、なかなかのヨタリスト〉との記述が興味深い。〈ヨタリスト〉って、いいな。
松竹が経営していた東劇バーレスクルームの看板は何と言ってもジプシー・ローズで、ここでも写真と共に狂女役のジプシーと医者役の水原とのやりとりの様子が紹介されている。
ジプシー・ローズは、グラインドやバンプを売り物にしたストリップティーズだけでなく、こうした芝居も出来たのだ。
旦那さん(正式な夫婦ではなかったが)でマネージャー兼演出家の正邦乙彦がエノケン劇団の俳優だったこともあり、踊りだけでなく芝居の指導もしていたのだろう。

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