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【西条昇の浅草ロック座コレクション】昭和22年8月発行のロック座の第2回公演「肉体の門」プログラム

2018-12-31T19:27:04.jpg2018-12-31T19:27:04.jpg2018-12-31T19:27:04.jpg手元にある、昭和22年(1947)8月17日発行の浅草ロック座の公演プログラムNo.2。
演し物は、空気座による「肉体の門」(原作 田村泰次郎)とセンジュアル・ショウ「猟色オールナイト」。
吉本提供とあるように、空気座は前年に吉本の浅草花月劇場で旗揚げされた軽演劇の劇団で、ロック座公演の前に新宿・帝都座で上演された「肉体の門」が大評判となり、一躍、人気劇団となっていた。翌23年に同作が映画化された際も、吉本と太泉スタジオが製作提携して作られている。
この公演では、「肉体の門」の主人公のボルネオ・マヤ役を三條ひろみ、特攻帰りの伊吹新太郎役を特別出演の田中実(のちの田崎潤)が演じた。
マヤがリンチされる場面では、後ろ向きに吊るされた三條の背中側のヌードが披露された。
もう一本のレヴュー形式の「猟色オールナイト」には、左卜全や、戦前の浅草・金龍館で軽演劇の座長として活躍した〝ガマ口〟こと高屋朗が出演。面白かっただろうなあ。

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