【西条昇の浅草文芸コレクション】高見順「如何なる星の下に」の登場人物のモデルのお嬢様から当時のアルバムをご寄贈頂きました

今日は、先日の僕の日本近代文学館での特別講義「高見順の観た浅草芸能 ー「如何なる星の下に」を中心に」にご来場頂いた戦前の吉本ショウの小柳咲子さんのお嬢様のお宅へ。
小柳咲子さんと言えば同じ吉本ショウの立木雅子さんと共に、高見順「如何なる星の下に」の登場人物である小柳雅子のモデルになった方だ。
その小柳咲子さんの当時のアルバム4冊分と貴重な資料類を「どうぞ、お使いください」と、ご寄贈頂くことが出来た。
中でも、まさに、これぞ「如何なる星の下に」の世界と言うべき一枚だな。
左から、川田義雄(あきれたぼういず)、小柳咲子、立木雅子、高見順、右後が坊屋三郎(あきれたぼういず)。
〈浅草の會にて 吉本ショウに在籍中〉とのキャプションがある。
これから間もなく、川田を除くあきれたぼういずの三人と小柳さん立木さんは新興キネマ演芸部に引き抜かれている。

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