【西条昇の喜劇映画史コレクション】高勢実乗の主演映画上映中の上野日活週報 [喜劇]
手元にある、昭和11年(1936)の上野日活週報。
表紙写真は、次週上映のチョン髷トーキー「半ンぺいさんはお人好し」に出演の大辻司郎と高勢実乗。
ユーモラスな活動弁士から喜劇俳優に転向して初期の「笑の王国」で活躍した大辻が主演。
鼻から垂らした髭や独特のメイクと「あーのね、おっさん、わしゃ、かなわんよう」のキメゼリフで一世を風靡した〈アノネノオッサン〉高勢が東宝に移籍する2年前のものだ。
同じく次週上映は、〈東西喜劇王 顔合せ〉として杉狂児と高勢が共演した「細君三日天下」で、こちらには〈おていちゃん〉こと沢村貞子も出演している。
ちなみに、アニメ「ハクション大魔王」の魔王の「わしゃ、かなわんよう」というフレーズの元ネタは高勢だが、製作者の中にアノネノオッサンが好きだった人が居たのかな。
表紙写真は、次週上映のチョン髷トーキー「半ンぺいさんはお人好し」に出演の大辻司郎と高勢実乗。
ユーモラスな活動弁士から喜劇俳優に転向して初期の「笑の王国」で活躍した大辻が主演。
鼻から垂らした髭や独特のメイクと「あーのね、おっさん、わしゃ、かなわんよう」のキメゼリフで一世を風靡した〈アノネノオッサン〉高勢が東宝に移籍する2年前のものだ。
同じく次週上映は、〈東西喜劇王 顔合せ〉として杉狂児と高勢が共演した「細君三日天下」で、こちらには〈おていちゃん〉こと沢村貞子も出演している。
ちなみに、アニメ「ハクション大魔王」の魔王の「わしゃ、かなわんよう」というフレーズの元ネタは高勢だが、製作者の中にアノネノオッサンが好きだった人が居たのかな。


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