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【西条昇の浅草芸能史コレクション】明治中期の常盤座のビラ [浅草六区]

手元にある、明治中期の浅草公園第六区 常盤座のビラ。
十二階、花屋敷、パノラマ館、撃剱、常盤座など、当時の浅草六区の名物を折り込んだ浅草拳と共に、百姓大隠居の十作 中村嘉十、庄屋正直正右エ門 勝川又吉、畦端のおいろ婆ァ 市川紅車という三人の役者の姿が描かれている。
〈浅草の観音さまは一寸八分 高いは高塔十二階 植六四季の花屋敷 虎はまじめでよつんばい 景色は油画パノラマ館 撃剱ヤットウ志ない(竹刀)打ち 常盤座芝居は大勉強 年がら年中休みなしつづく延喜(演技) り繁盛のお蕎麦は更科 手打ちでまいりましょう チョチョンガヨイ〉。20180802_104415.jpg
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