【西条昇の浅草レヴュー史コレクション】昭和5年の観音劇場での新カジノフォーリーの公演プログラム

手元にある、昭和5年8月の浅草・観音劇場での「新カジノフォーリー」第2回公演プログラム。
エノケンこと榎本健一、中村是好、堀井英一、間野玉三郎の四人が中心で、他に如月寛多、藤原臣(のちの藤原釜足)、土屋伍一(高見順「如何なる星の下に」に登場する大屋五郎のモデル)、踊り子ではエノケン夫人の花島喜世子、小柳咲子(「如何なる星の下に」の小柳雅子のモデルの一人)ら。
新カジノは長くは保たずに解散。エノケンらは同年11月に浅草・玉木座で「プペ・ダンサント」を旗揚げしている。
観音劇場は現在のカラオケ館の辺りにあった。

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