SSブログ

【西条昇のレヴュー・軽演劇コレクション】昭和22年の新宿・帝都座での空気座と帝都座ショウの合同公演のプログラム [レヴュー]

手元にある、昭和22年(1947)9月1日からの新宿・帝都座での「空気座」と「帝都座ショウ」の合同公演のプログラム。
空気座は同年8月1日から帝都座での「肉体の門」が爆発的な大当たりとなり、8月15日からの浅草ロック座公演を終えて帝都座に凱旋した形で引き続き同作品を上演。
帝都座ショウは8月1日からの浅草ロック座のこけら落とし公演に続き、8月15日からは江東楽天地の江東劇場に出演し、帝都座に戻ってきて「女と罰」を上演。
同年2月の〈額縁ショウ〉で大評判となった甲斐美春も出演しているが、4月に父親代わりの叔父に大反対されて以来、額縁ショウへの出演を取り止めており、この公演でも踊り子の一人として群舞に加わるのみで額縁ショウの場面はなかった。
当時の帝都座プログラムや記事で確かめたところ、甲斐美春が帝都座ショウの中の額縁ショウの場面で胸を露出したのは昭和22年2月~3月いっぱいのことで、その後、少し間隔が空いて、昭和23年2月から片岡マリが帝都座ショウの中で胸を露出しつつ額縁から飛びだして踊っている。
空気座の田中実(のちの田崎潤)が帝都座ショウの中のコントに出演しているのも合同公演ならではだ。
2017-08-28T21:10:23.jpg2017-08-28T21:10:23.jpg

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。